卵が小さく見える! ラーメンどんぶりで登場した「スタミナ丼」約1.7kg

待つこと数分、目の前にドン! と登場した「スタミナ丼(大盛り)」(750円)。計測すると、直径21.5cmのラーメン丼に高さ約12cm、重さは1720g(器の重さを除く)。えーっと、特盛りとかじゃなくて+50円の大盛りでこのサイズ!? 某有名牛丼店の並盛り1杯が340gだとすれば、5杯分ちょっとのボリュームってことになります。
「味付けはニンニク醤油。肉、タマネギ、長ネギが入っています」とオーナー。一口食べてみると、色は薄くとも味しっかり。ほんのちょっぴり甘じょっぱくて、これはゴハンが進む! と確信。もちろんニンニクもしっかり効いています。

ちなみに味噌汁は133g(器の重さを除く)。なので、トータル1853g。つまり、2kg程度をさらっと完食できる人じゃないと難しいってことですね。このボリュームで750円は良心的すぎる。
そもそも、なんでこんなに大盛りに?「国分寺は学生が多い街なんですよ。部活帰りの学生さんが大盛りゴハンを食べて満足してもらえるようにと。最初は無料で大盛りにしていたんだけれど、+50円にしてさらにいっぱいにしたんですよ」。学生街だからデカ盛り。もはやデカ盛りあるあるですね。
ちなみに大盛りにすると器がラーメンどんぶりに、そして具も2割増しになるそうです。

完食するためのアドバイスを聞くと、「後半になってゴハンだけ残った場合、卓上にふりかけがあるので、それをかけて食べてください」。なるほど! ペース配分を間違えて後半ゴハンだけになった時に、ふりかけがあると進むってことですね。
もしお腹が2kgなんて余裕、とかなら、人気の「餃子」(500円)とか、「しらすの厚焼き玉子」や「ピリ辛もやし炒め」など300円のおつまみメニューを追加するのもありです。300円ツマミなら、1品追加してもトータル1050円。お財布的にも良心的。

最初はそのまま食べ、途中から生卵をほぐしてまろやかに、そして肉がほぼなくなった後半にふりかけで味変! さっきまでのにんにく醤油味からさっぱり味に変わるので、確かに進む。でも、さすが1.7kg超え。最後の方は、お腹の皮が限界までパンパンになり、水分が欲しくなるけれど、ここで飲んだら膨らむ! やばい! チビチビと口に含む程度に補給し、いけるところまで頑張ろうと思っていたら、「持ち帰りOKですよ」とオーナー。
ここは素直に敗北を認め、食べ残した分を包んでもらいます。無理して食べ切るより、後で美味しくいただくということで。次回は普通盛りにして、評判の「塩モツ煮」とか、「鶏唐揚げ」(4個500円)など、他のメニューも楽しみたいなぁ。「チューハイ」(250円)とか、「ホッピーセット」(450円)も良心的価格だから、センベロを楽しむのも良さそうです。
国分寺に住んだら、電車降りてふらっと寄って、300円つまみと250円チューハイでサクッと、みたいなのもできそうな、国分寺住民がちょっと羨ましくなる、また来たくなるお店でした!
(取材・文◎いしざわりかこ)