
福岡県内を中心に店舗を展開しているテイクアウト専門のからあげ店『大分中津 からあげ鶏kei』。からあげの聖地・大分中津のからあげに魅せられたオーナーが、中津の味を源流として研究を重ねて作り上げた、こだわりのからあげを味わえる人気店です。その東京1号店が昨年11月、JR板橋駅近くにオープン。今回、そのこだわりのからあげを食べに行ってきました。

お店に着くと、目に留まるのは〈当店の唐揚げは生肉での計量です〉の文字。量り売りをしているテイクアウト店の場合、揚げる前の生肉の重さで提供するお店と、揚げた後の重さで提供するお店がありますが、最近は前者が増えているようです。
肉は揚げると水分や脂が抜けていくため、どうしても小さくなってしまいがち。「え? これで100g?」なんて損した気分になることも無きにしもあらずなので、一見すると揚げた後の重さで計る店のほうが良心的に思われるかもしれませんが、生肉での重さで計る店は、“揚げ置き”をせず、“揚げたて”を食べられる、ということ。マックのポテトと同じく、“揚げたて”というのはかなり大きなアドバンテージなんです。
もちろん、『大分中津 からあげ鶏kei』も揚げ置きはせず、すべてオーダーが入ってから生肉を計量して揚げていくスタイル。部位も豊富で、モモ、ムネ、手羽先のほか、せせりや砂ずり、手羽中など珍しいものもあります。こちらで一番人気という「骨無しもも」と、女性に人気だという「甘辛手羽中」をいただくことにしました。