鶏ムネ肉の概念が変わる! 『人は唐揚げに熱狂する。』(蒲田)で絶品からあげに熱狂してきた

『人は唐揚げに熱狂する。』(蒲田)で鶏ムネ肉の概念が変わる絶品からあげに熱狂してきた
左が「もも唐揚げ」、右が「むね唐揚げ」(通常はパックなどで提供) | 食楽web

 “からあげの聖地”と呼ばれる大分県の中津や、“からあげ専門店発祥の地”とされる宇佐では、古くからムネ肉からあげが食べられてきました。東京でも、最近はモモ肉のみならず、ムネ肉からあげを提供するお店が増え、一般的になりつつあります。

 ご存知の通り、ムネ肉はたんぱく質が豊富で低脂肪・低カロリー。また疲労回復の効果があるとされるイミダゾールジペプチドを多く含むということもあって、ムネ肉からあげの注目度がアップしているようです。

 今回はそんなムネ肉からあげの中でも、カラアゲニストである筆者が衝撃を受けた逸品をご紹介します。何と言っても、筆者の中の“ムネ肉からあげランキング”が大きく変動してしまうほどの美味しさなんです。

 それが食べられるのは、テイクアウトとデリバリーが専門の『人は唐揚げに熱狂する。』。第12回からあげグランプリでNew Wave賞と、醤油ベースのモモ肉からあげで東日本しょうゆダレ部門・金賞を受賞したお店。オーナーが全国のからあげを食べ歩き、とくに中津・宇佐の名店に注目し、研究を重ねて今の味にたどり着いたそうです。

 今回お邪魔したのは蒲田駅西口店。他の飲食店の厨房を使ってからあげを揚げる、いわゆる“ゴーストレストラン”のような形態です。こちらでムネ肉とモモ肉のからあげを各5個、揚げていただきました。