ようこそ! めくるめく土佐酒ワールドへ|「酒は土佐酒 NAKAMAぜよ! in CROSS TOKYO」体験記

土佐酒のキーワードは「なかま」

ほどなく主催者の方の挨拶が始まりました。いよいよイベントスタートです!

今回のイベント開始に際し、挨拶の言葉を述べる高知県酒造組合の理事長、竹村昭彦さん
今回のイベント開始に際し、挨拶の言葉を述べる高知県酒造組合の理事長、竹村昭彦さん
「杯をなかま」「食となかま」「技をなかま」「人となかま」が土佐酒のコンセプト
「杯をなかま」「食となかま」「技をなかま」「人となかま」が土佐酒のコンセプト

なるほど、高知県では「なかま」=「シェアする」という意味で使われるそう。 何だか楽しそうです。この「なかま」を体験してもらうのが本イベントのコンセプトだとの説明があった後、お待ちかねの乾杯!

お待ちかねの乾杯!

すると参加者の皆さん、さっそくお目当の蔵元の試飲ブースへ一直線。自分も負けてはいられません。と、その前に先ほど登壇していた高知県酒造組合の理事長、竹村昭彦さんに土佐酒の魅力について伺うことができました。

自分の杯を相手に差し出してお酒を注ぎ、受けた方はお酒を飲み干し、その杯でお酒を注ぎ返す「献杯」「返杯」が高知ならではのルール
自分の杯を相手に差し出してお酒を注ぎ、受けた方はお酒を飲み干し、その杯でお酒を注ぎ返す「献杯」「返杯」が高知ならではのルール

「高知の蔵元では、酒造りに関する情報を共有することで全体の「技」レベルアップを図っています。これは全国でも珍しい取り組み。また辛口なのが典型的な土佐酒の特徴なのですが、地元食材を使った料理といただけば、互いの旨さを十二分に引き立ててくれます。そんな美味しい土佐酒を一緒に味わえば、みんな自然と仲良くなります。いわば人間関係の潤滑油。今回のイベントはあえて立食にしたのはそのためです。まずはともあれ実際に土佐酒を楽しんでみてください」

そんな竹村さんご自身も、司牡丹酒造という蔵元の経営者。土佐酒への並々ならぬ愛情が窺えます。