【那須の注目宿】美しい水庭と地元食材のフレンチを楽しむ新しいオーベルジュ『那須 無垢の音』へ

大開口から豊かな自然を望むプライベート空間「スウィートヴィラ」

 宿泊したのは「スウィートヴィラ」のツインルーム。約68平米の室内と約14平米のテラスからなる空間は広々としている一方、無垢材のあたたかみや自然由来の香りが感じられ、なんとも心地よく、落ち着けました。

 テラスの前にも木々が立ち並び、豊かな自然を堪能できます。目の前には水庭と循環する小川が流れ、テラスに置かれたチェアに腰掛けながらせせらぎや鳥のさえずりに耳を傾けると、身も心も癒やされるよう。

 大開口を通じてテラスと隣接するリビングの上には、小上がりのベッドスペースとワーキングスペースが。カウンターテーブルには電源とテーブルランプが用意されており、仕事や読書に最適。バカンスだけでなく、ワーケーションで利用しても良さそうですね。

 施設内に大浴場はありませんが、スウィートヴィラの1棟ごとに専用の浴室が設けられていて、疲れた体をゆっくりと癒やすことができます。浴室の窓にはブラインドが設けられていますが、窓から外の自然を眺めることも! 暖かい季節には窓を少し開けて、半露天風呂として楽しむこともできます。

 浴室や洗面所の蛇口から流れる水はすべて那須の天然水で、石造の湯船にお湯を溜めれば天然水のお風呂に浸かれます。実際に筆者も湯船に浸かってみましたが、天然水というだけあり、まろやかで肌あたりも優しい印象がありました。

[食楽web]
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 ちなみに、リビングの大開口も、浴室の窓同様にブラインドを引いて隠すことができます。窓の外には人気がなく、ほかの宿泊者の視線が気になることもほとんどありませんでしたが、着替えの際や就寝時など、気になるときにブラインドを引けるのは安心でした。

 肌触りのいいパジャマや、シャンプーにコンディショナー、ボディソープ、歯ブラシや歯磨き粉、ヘアブラシなど、アメニティも充実しているので、少ない荷物で宿泊できるところもうれしいポイント。スウィートヴィラ内にはフリードリンクのほかに、電気ケトルやコーヒーメーカー、紅茶なども用意されていたので、窓の外から聴こえるフクロウの鳴き声をBGMに、リラックスした時間を過ごせました。