
●カレーの作り方、納豆の混ぜ方、コーヒーの淹れ方……どんな人にも食における譲れない流儀があるはず。時として“偏愛”と呼びたくなるほどのこだわりを持つ人の食事に密着し、未知なる世界を発見しよう、という企画です。
第1回目は、BEAMS JAPANの名物ディレクター・鈴木修司さん。仕事で全国を飛び回り、ニッポンの銘品を探し歩く鈴木さんは、食べ物やお酒にも尋常ではないこだわりが。
特に、週末のお昼に家族で楽しむ「お好み焼き」には並々ならぬ思い入れがあるとのウワサ。そこで今回は、特別に鎌倉にある鈴木さんの自宅にお邪魔し、その伝説のお好み焼きづくりを一緒に体験させてもらいました。
お好み焼きはソースを味わうもの

「うちの奥さんのお好み焼きは絶品なんですが、それをさらに美味しくしてくれるのが、何と言ってもソース」と鈴木さん。一体どんなソースを使っているのかというと、神戸の下町・長田地区で愛されるユリヤの「オリジナルソース」とのこと。
長田といえば、そばめしの発祥地であり、お好み焼き店の密集度が日本一を誇るエリア。必然的に、ここは地ビールならぬ“地ソース”がひしめく街としても有名なのです。
「長田には、ばらソースやプリンセスソース、ブラザーソースなど、地ソースがたくさんあってみんなウマいんですが、僕が仕事で出合って感動したのがユリヤのオリジナルソース。これがなければウチのお好み焼きは始まらない。というか、お好み焼きはこのソースを食べるためにある、とすら思えてきます(笑)」(鈴木さん)

実際、一般的なスーパーに並んでいるソースと比べると、長田のソースは甘すぎず、ピリッとスパイシーで旨みが深いのが特徴。ネットでお取り寄せもできるので、未体験の人はぜひ一度食べてほしい!

とはいえ、そんな地ソースの美味しさも、ベースとなるお好み焼き自体のポテンシャルの高さがあってこそ。鈴木家のお好み焼きは、大阪出身の奥様のお母さんから伝わる秘伝のお好み焼き。
特別にそのお好み焼きの作り方を教えてもらったので、初公開しちゃいます。その旨さは、一緒に食べた筆者が保障します。さすが本場・大阪の家庭に伝わるお好み焼きは、控えめに言って最高。一口ごとに幸せになれる絶品でした。





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