
名古屋市中区、新栄エリア。にぎやかな繁華街から少し離れた場所に、白い外観が印象的なレストラン『VOLLON』が見えてきます。以前、テイクアウトでパンを購入した際、そのおいしさにすっかり心をつかまれ、今回はランチを楽しむため足を運びました。

この日いただいたのは、ランチタイムに提供されている「プレフィックスランチ」。前菜、メイン、デザートまで楽しめるコース仕立てで、ゆったりと食事の時間を過ごしたい日にぴったりの内容です。

料理が運ばれてくるテンポや、スタッフの方の気配りも心地よく、食事への期待が自然と高まっていきます。
途中で提供される自家製カンパーニュは、ぜひ注目してほしい一品。ふっくらと焼き上げられたパン生地は、噛むほどに小麦の香りが広がり、そこに合わせるのは、空気を含ませた軽やかな口当たりのバター。ヒマラヤ岩塩で仕上げられており、バターのコクと塩味のバランスが絶妙です。思わず手が止まらず、一気に食べ進めてしまうほどの完成度でした。

メインには寒鰤のグリエをセレクト。肉厚な鰤は、表面は香ばしく、中はしっとりとした焼き加減で、素材の良さをしっかりと感じられます。脂ののりもほどよく、ソースとの相性も抜群。ボリュームがありながら重たさはなく、最後まで気持ちよく食べ切れる一皿でした。

名古屋で少し特別なランチを探している方はもちろん、落ち着いた空間で食事そのものを楽しみたい方にもおすすめしたい一軒。
![間接照明の温かみのある店内[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2026/02/2026016_villon02.jpg)
次はディナータイムにも訪れてみたい、そう思わせてくれる満足度の高いランチでした。
(取材・文◎加藤朋子)






