「魯肉飯」と双璧の定番ごはん「鶏肉飯(ジーローハン)」のレシピ

続いて「鶏肉飯(ジーローハン)」を作ります。台湾のごはんでは「魯肉飯(ルーローハン)」が有名ですが、筆者が台湾を巡る際は「鶏肉飯」もよくいただきます。西南部・嘉義がメッカで、このエリアでは鶏肉ではなく七面鳥の胸肉を使ったものが多いです。七面鳥はさすがに入手しにくいので、今回は普通の鶏肉の胸肉を使って「鶏肉飯」をやってみたいと思います。
材料(2人分)
・鶏胸肉……2枚分
・油葱酥(揚げネギ)……適量
・塩……適量
・醤油……適量
・ラード……適量
・ご飯……適量
作り方
1.鶏胸肉を塩水に30分漬けた後、鍋にお湯を沸かし、鶏胸肉を投入。約30秒ほどで火を止め、鍋に蓋をして完全に冷めるまで置いておく(約1時間半~2時間)
2.1の鍋から鶏胸肉を取り出し、食べやすいサイズに手でむしっていく
3.フライパンでラードを熱し、醤油を加えて弱火にし、こがさないようよく混ぜて3分ほどで火を止める
4.お碗にご飯を盛りつけ、2の鶏胸肉を盛り付ける。さらに油葱酥(揚げネギ)を乗せて 3のタレをかけて完成
日本の台湾料理店ではまだ出す店が少ない「鶏肉飯」ですが、簡単に作ることができました。鶏胸肉を冷ます時間がかかるものの台湾の味をいただくことができます。鶏胸肉だけだと、あっさりしすぎて物足りないですが、タレと油葱酥(揚げネギ)によって味わいが引き立ちます。超簡単なのでぜひ挑戦していただきたい一品です。