
世の腹ぺこピープルを長年に渡って魅了し続けている人気牛丼チェーン『吉野家』では、8月22日より秋季限定メニュー「月見牛とじ丼」を販売しています。

牛丼大盛と同量の牛肉を2個分の溶き玉子と甘辛い特製すきやきタレでとじた「牛とじ」に、3個目となる生卵が添えられるという何ともリッチな今回の一品。果たしてどんな仕上がりとなっているのか、そして牛丼大盛と同量の牛肉がどれほどの食べ応えを感じさせてくれるのか。さっそくお店で実食してきましたよ!

オーダーから約3分ほどで丼が到着。ひと口目はもちろんお肉から…おおっ、明らかに具の層が厚い! さすがはアタマの大盛り(ご飯の量は並・具材は大盛り)仕様、これは食べ甲斐がありそうです。

牛肉と玉ねぎは通常の牛丼と同様(お店秘伝のタレで煮込んだもの)のものを使っているとのことですが、特製すき焼きタレと合わせているはずなのに味わいは実にマイルド。甘っ辛くなるどころか、むしろカドが取れて優しいテイストになっています。玉子を2個使ってとじていることで、タレの強い味をうまい具合に包み込んでいるのかもしれません。思った以上に食べやすいぞこれ。

添えられた生玉子は白身だけ先に飲み干し、黄身だけを落とす筆者のスタイルで。黄身の薄い膜を箸で切り開き、とろっと溢れ出したところに牛肉を纏わせてパクっ。これこれ、すき焼きってこんな感じだったよね。黄身の濃厚さと肉そのものの味、たれの甘いテイストが口いっぱいに広がります。

具材の下にいるご飯は、たれが染み込んでいて白飯部分がほとんどない“しゃぐしゃぐ”な状態になっています。いつもなら「タレご飯か…白飯で肉を食いたかったな」とネガ寄りのボヤきが出てしまうところなんですが、今回の丼に関しては全くの杞憂。タレの優しい味わいと、火が入り切らずに半半熟状態になっている玉子が加わって、いわば“美味しいつゆだくご飯”でいただけちゃいました。肉、肉、ゴハン、肉、ゴハンと、レンゲも使って食べ進め、結構なボリュームがあったはずなのにさらっと完食です。ごちそうさま!
今回の丼で、意外にも大きなキーマンとなっていたように感じたのが刻みネギ。しゃきしゃき食感とネギ味が、甘めの味わいでのっぺりとしそうなテイストに驚くほど絶妙なアクセントを加えています。恐らく牛とじ丼だからこそ、相性の良さを感じさせてくれたのではないかなと思いました。
食べ慣れているいつもの牛丼から、ちょっと目先を変えてみたいという際に最適となりそうな「月見牛とじ丼」。この機会にぜひお試しくださいませ!
「月見牛とじ御膳」も同時発売中!

なお、『吉野家』では 牛とじが別皿&お新香と味噌汁付きで提供される「月見牛とじ御膳」も提供中。こちらは何と「ごはん増量・おかわり」が無料な上に、お新香と味噌汁は単品や「お新香セット」でオーダーするよりもリーズナブルになるなど、お得で美味しく、お腹がパンパンになること間違いなしのナイスな仕様となっております。こちらも合わせてどうぞ!
●DATA
月見牛とじ丼
期間:2022年8月22日(月)~ ※秋季限定
販売:一部店舗を除く全国の『吉野家』
https://www.yoshinoya.com/
※9月30日までのテイクアウト時は生玉子が温泉玉子(+11円)になります
※テイクアウト時の「月見牛とじ御膳」はお新香と味噌汁が付きません
※一部店舗では価格が異なる場合があります
※価格は全て税込