
今やその人気はワールドワイド。美味しい博多ラーメンでお馴染みの『一風堂/IPPUDO RAMEN EXPRESS』では、9月11日より期間限定・杯数限定の新メニュー「とんこつまぜそば」を提供しています。
実はこのメニュー、『セブン-イレブン』で販売中の即席カップめん「セブンプレミアム 一風堂 とんこつまぜそば」を『一風堂』の店舗で食べてみたいという声に応えて開発されたもの。定番となった感のある“お店自慢のラーメンをコンビニ&カップ麺でお手軽に”とは、いわば真逆の形で誕生した注目の一杯なんです。果たしてどんな仕上がりとなっているのか。その味を確認すべく、お店で実食してみました。

今回は『一風堂』オススメのスタイルとなる「温泉玉子」と「白ごはん」のセットでオーダー(「とんこつまぜそば」単品のオーダーも可能)。待つこと約5分と少々、ご飯と温玉に続いて主役のまぜそばがやってきました。
きくらげ、オニオンフレーク、玉ねぎのみじん切り、細切れチャーシュー、辛もやしと具材がたっぷり。中央には青ネギを土台に、辛みそが鎮座しています。食べ方は「まぜ」の名が付く通り、全体をよくかき混ぜて麺の下にあるタレと馴染ませたら、「とんこつまぜそば」のために開発された「特製ふりかけ」をまぶしていただきます。

まず最初に来たのが酸味と辛味。続いてタレの濃厚な旨みです。ああ、こんな味わいなのかあと感心しつつ、麺をずるずるっとすすります。ぷつぷつと歯切れのよい細麺ストレートがピッタリ合ってます。
具材が多くて混ぜにムラが生じたことで、タレだけが混ざった部分は甘味と旨み、辛みそが多い部分はピリッとした味わい、さらにオニオンフレークときくらげの食感が加わり、ナチュラルに味が変化していきます。そして重要な役割を担っているのが細切りチャーシュー。脂身の割合が多くなっていますがしつこさは皆無で、麺と具材に一体感をもたらす“旨みたっぷりの潤滑油”のような存在になっています。

麺をほぼ食べきったところで、セットメニューのお楽しみである「追いごはん」タイムへ。丼内に残っている具材とタレ、食べ始めの段階で入れてもOKだった温泉玉子をこのタイミングで投入してまぜまぜし、こちらも全体が馴染んだところでパクッとスプーンで一口。おおう、色々な旨みが次から次へとやってきますね。温玉のおかげで“おじや”のような感覚ですすっと食べ進められ、ボリューミーなはずなのにあっという間の完食。ごちそうさまでした!
一杯でさまざまな味わいを楽しむことができる「とんこつまぜそば」。『一風堂』で食べるのは赤丸か白丸というこだわり派の方でも、十分に納得できるナイスなテイストは実食の価値は大いにアリですよ。なお、早い時間帯に1日の提供分が終了してしまう場合がありますので、確実に食べたい場合は開店に合わせた来店をオススメします。
●DATA
一風堂/IPPUDO RAMEN EXPRESS「とんこつまぜそば」
期間:2020年9月11日(金)~期間限定・杯数限定
販売:全国の『一風堂』及び『IPPUDO RAMEN EXPRESS』115店舗
https://www.ippudo.com/
※価格は全て税別