一生に一度は訪れたい!東京から日帰りで行ける絶景お花見スポット&屋内イベント10選

東京の夜景とのコントラストが美しい「千鳥ヶ淵縁道」の夜桜ライトアップ

東京の夜景をバックに美しくライトアップされた夜桜が楽しめます
東京の夜景をバックに美しくライトアップされた夜桜が楽しめます

 桜の開花時期に合わせて、千代田区内の各所で開催される花見イベントの総称「千代田のさくらまつり」。皇居沿いの遊歩道「千鳥ヶ淵緑道」では、4月8日(火)までLEDライトアップが行われ、約700mにわたり水堀の遊歩道に並ぶ、ソメイヨシノをはじめとした約230本もの桜が輝く、この時期ならではの光景が広がります。

ボートから眺める夜桜はまた格別の美しさ!
ボートから眺める夜桜はまた格別の美しさ!

 ライトアップ期間中は、「千鳥ヶ淵ボート」の夜間営業が行われるので、ボートから「千鳥ヶ淵緑道」の桜並木を鑑賞するのもおすすめ。また、お花見スポットを巡る「リアル謎解きゲーム」も開催中。ほかにも千代田区内には、靖国神社や北の丸公園、皇居東御苑など、お花見の名所が集結。区内をぐるりと桜巡りしてみては?

●DATA
千代田のさくらまつり

開催期間:〜4月23日(水)
場所:千鳥ヶ淵縁道、千鳥ヶ淵ボートほか
https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/

幻想的な夜桜とレトロ建築が楽しめる横浜『三渓園』の桜ライトアップ

桜と旧燈明寺三重塔をはじめとする歴史的建造物をライトアップ
桜と旧燈明寺三重塔をはじめとする歴史的建造物をライトアップ

 横浜市の国指定名勝『三渓園』では、4月6日(日)まで「桜ライトアップ」を開催中。9種類、約250本の桜が開花し、創設者の原三溪の出身地である岐阜県ゆかりの桜「柳津高桑星桜(やないづたかくわほしざくら)」も鑑賞できます。

横浜の本牧通りと本牧桜道につながる、約2kmの桜のアーチの先にある三溪園
横浜の本牧通りと本牧桜道につながる、約2kmの桜のアーチの先にある三溪園

 三渓園へと続く長い桜のアーチは、昼も夜も目に麗しい絶好のお花見スポット。歴史的建造物と桜の風情ある景色が、幻想的に輝きます。

●DATA
桜ライトアップ

開催期間:〜4月6日(日)
場所:三渓園外苑(17:00以降、内苑と三重塔への山道は立入禁止)
https://www.sankeien.or.jp/event/8561/

350以上の藤の花々が咲き誇る『栃木・あしかがフラワーパーク』の名物花見イベント

毎年恒例となった名物イベント「ふじのはな物語~大藤まつり2025~」、4月19日(土)以降はライトアップも実施 ※写真はイメージ
毎年恒例となった名物イベント「ふじのはな物語~大藤まつり2025~」、4月19日(土)以降はライトアップも実施 ※写真はイメージ

 春といえば「藤の花」の美しさも見逃せませんね。栃木県の『あしかがフラワーパーク』恒例の名物花見イベント「ふじのはな物語~大藤まつり2025~」は年4月12日(土)~5月18日(日)まで開催されます。

「うす紅藤」 ※イメージ [食楽web]
「うす紅藤」 ※イメージ [食楽web]

 園内には、大藤をはじめ、白藤など350本以上の藤の花々がずらり。栃木県指定天然記念物である樹齢160年超の大藤は、1本の幹で1,000㎡の広範囲に花を咲かせ、圧巻の景色を作り出します。また、ぶどうの房のような八重咲の藤「八重黒龍の大藤」という、とても貴重な藤の鑑賞も。一カ月の開催期間で多彩な藤が次々と花開き、5月にはツツジも見頃に。花々のコラボレーションが楽しめるこの期間、何度も足を運びたくなるはずです。

●DATA
ふじのはな物語~大藤まつり2025~

開催期間:2025年4月12日(土)~5月18日(日) 
※ライトアップ期間は4月19日(土)~5月18日(日)
場所:あしかがフラワーパーク
https://www.ashikaga.co.jp/

歴史的な花見スポットで楽しむ夜桜「御殿山さくらまつり2025」

品川区から「しながわ百景」に認定されている御殿山トラストシティ敷地内の桜
品川区から「しながわ百景」に認定されている御殿山トラストシティ敷地内の桜

 東京・品川の複合施設『御殿山トラストシティ』では、4月6日(日)まで「御殿山さくらまつり2025」が行われ、2000坪の広大な敷地内に咲く11種類の桜がライトアップされています。もともと御殿山は、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗公が江戸庶民の花見文化を奨励し、その名によって多くの桜が植えられた場所。そのため、歴史的な花見スポットとしても長年親しまれています。

『御殿山トラストシティ』までは品川駅から無料シャトルバスも運行
『御殿山トラストシティ』までは品川駅から無料シャトルバスも運行

 夜桜だけでなく、期間中は足湯につかりながら花見ができる「御殿山花見の湯」や、しゃぼん玉のパフォーマンス、徳川吉宗公にちなんで、吉宗公の故郷・和歌山の日本酒を試飲できるイベントも実施。都心の桜で春を満喫してみては。

●DATA
「御殿山さくらまつり2025」

開催期間:~4月6日(日)
場所:御殿山トラストシティ
https://www.trustcity-g.com/5291

関東最大級! 2500本の桜イベント『さがみ湖もりもり』の「さがみ湖桜まつり」

夕方から実施されるイルミネーションイベント「夜桜イルミリオン」
夕方から実施されるイルミネーションイベント「夜桜イルミリオン」

 アドベンチャーリゾート「さがみ湖もりもり(MORI MORI)」では、4月13日(日)まで、関東最大級の2500本の桜を満喫できる春のイベント「さがみ湖桜まつり」を開催しています。桜並木を散策できるだけでなく、リフトから桜を見下ろす「空中お花見」や、山頂の巨大アスレチックを駆け抜けながら桜を眺める「絶景花見アスレチック」、カートに乗りながらの「花見ドライブ」など、いつもと違うお花見が体験できるのも、遊園地ならでは。

遊園地×2500本の桜で体験型のお花見を!
遊園地×2500本の桜で体験型のお花見を!

 夕方からのイルミネーションイベント「さがみ湖イルミリオン」では、まばゆい光が園内を包み込み、リラックマやすみっコぐらしといった人気キャラクターが登場する「サンエックスキャラクターズイルミネーション」も行われ、600万級のイルミネーションとライトアップされた夜桜を子供から大人まで楽しむことができます。まさに1日中、桜でいっぱいの特別な時間が過ごせそうです。

●DATA
さがみ湖桜まつり

開催期間:~4月13日(日)
場所:さがみ湖もりもり
https://www.sagamiko-resort.jp/

芝桜と富士山が作り出す圧倒的な美しさ!「富士芝桜まつり」

富士山の春の訪れを告げる「富士芝桜まつり」は今年で18年目
富士山の春の訪れを告げる「富士芝桜まつり」は今年で18年目

 関東最大級の芝桜の祭典「富士芝桜まつり」が、今年も華々しく幕を開けます。会場となるのは、山梨・富士河口湖の「富士本栖湖リゾート」。4月12日(土)から5月25日(日)まで、まるで絨毯のように一面に広がる芝桜の圧倒的な美しさと、残雪の富士山が一度に堪能できます。

約50万株の芝桜の見頃は4月中旬から5月下旬
約50万株の芝桜の見頃は4月中旬から5月下旬

 園内を彩る芝桜は、鮮やかなピンク色の「マックダニエルクッション」や、ローズピンクの「オータムローズ」など、その数なんと約50万株。期間中はさまざまな色の芝桜7品種に、サクラやアネモネといった花々も登場します。

 また、同日から11月24日(月)まで、首都圏最大級のイギリス式庭園「ピーターラビット イングリッシュガーデン」がオープン。世界中で大人気の『ピーターラビットのおはなし』絵本シリーズの世界観が広がり、富士山と「ピーターラビット」を一緒に撮影できるフォトスポットにも注目!

●DATA
富士芝桜まつり

開催期間:2025年4月12日(土)〜5月25日(日)
※開花状況により変動あり。期間中無休。
場所:富士本栖湖リゾート
https://www.fujimotosuko-resort.jp/

約350万本の菜の花が彩る黄色い絨毯の春景色「マザー牧場」

見渡す限り菜の花の黄色い絨毯はこの時期だけの光景
見渡す限り菜の花の黄色い絨毯はこの時期だけの光景

 雄大な自然の中で春を感じてみませんか? 千葉の「マザー牧場」では、約350万本の菜の花が4月中旬にかけて見頃を迎えます。南房総の山々と菜の花畑とのコラボレーションの鮮やかさは格別。晴れた日には、青空と菜の花の黄色が織りなす風景を満喫できます。

菜の花の囲まれたファンタジックな写真も!
菜の花の囲まれたファンタジックな写真も!

 また、360度菜の花に囲まれた散策路「花の小道」では、ここでしか撮れない、黄色に包まれた写真の撮影も。もちろん、羊やアルパカなど16種、約900頭の動物とふれあう体験型イベントも展開。幅広い世代で、思い思いの春がたっぷりと感じらるはずです。

●DATA
マザー牧場 菜の花畑

開花時期:2025年2月中旬〜4月中旬
場所:マザー牧場「花の大斜面・西」「花の大斜面・東」
※開花時期は天候により変動
※最新の開花状況はマザー牧場公式HPを要確認
https://www.motherfarm.co.jp/