2025年は水上で楽しむ花見が人気。東京・横浜で注目の「桜鑑賞クルージング」4選

目黒川沿岸の桜を船上から楽しむ「目黒川お花見クルージング」

　東京の都心を流れる目黒川沿いの桜を船上から楽しめる「目黒川お花見クルージング」は、毎年多くのお客さんで賑わいます。

　人気のスタンダードプラン「目黒川お花見クルーズ」は、船着き場となる天王洲ピアを起点に、ホテル雅叙園東京（目黒雅叙園）の前で折り返すルートで、およそ70分に渡って満開の桜と大崎・五反田・目黒エリアの景色を眺めることができます。

　乗船する船はオープン仕様のクルーズ船「WATERWAYSⅠ」。視界を遮る屋根がないため360度のパノラマでダイナミックな東京の風景や桜を堪能できるほか、リバーガイドによる街の歴史や文化なども。

　また、他のお客さんの迷惑にならない範囲での飲食物持ち込みもOK、さらに愛犬と一緒の乗船も可能（別途3000円・15時30分の便のみ）です。

　さらに2025年は新たなプランとして、BARカウンターを設置した新造リバークルーズ船に乗って、厳選されたシャンパンを傾けつつ夜桜クルージングを楽しめる「BARスタイルお花見クルーズ」や、クルーズ船を90分貸切にできるプランも用意されています。

横浜・大岡川の桜を船上で贅沢に「大岡川桜クルーズ」

　横浜駅・きた東口から徒歩3分の「横浜ベイクォーター」で営業中の水上バス『SEA BASS』では、花見シーズン中限定プラン「大岡川桜クルーズ」を行っています。

　横浜ランドマークタワーやよこはまコスモワールドの観覧車を眺めつつ、関東屈指の桜の名所・大岡川の川沿いをクルーズ船「SEA BASS ACE」で巡るコースは、天面にも窓がある広い船内から横浜市街の情景と咲き誇る桜を約60分に渡ってじっくり眺められます。

　なお、4月4日〜10日までの1週間は18時と19時30分に出航（10日は19時30分便のみ）の夜桜クルージングが行われ、横浜の夜景とライトアップされた夜桜を堪能できます。

ホテルの専用クルーズ船で優雅に桜を鑑賞！「桜クルーズ」

　横浜港に隣接する人気ホテル『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』では、ホテル専用のクルーズ船「ル・グラン・ブルー」の船上から美しい桜を楽しめる「桜クルーズ」が3月20日よりスタートします。

　ホテル目の前の「ぷかりさん橋」から横浜港を出て、至近にある桜の名所・大岡川を約60分かけてクルージング。大岡川の両岸で咲き乱れる満開の桜を堪能することができます。また、船内では温かいお茶（緑茶・紅茶・ハーブティー）とお茶菓子の用意も（無料・セルフサービス）。

「桜クルーズ」のみを単独で楽しめる他、「桜クルーズ」とのセットプランとして「アフタヌーンティー＆夜桜クルーズ」（1万2000円）や「フランス料理ランチコース＆桜クルーズ」（1万3000円）もあるので、こちらも併せてチェックを。

豊洲エリアの桜を屋形船から満喫「2025年お花見屋形船クルーズ」

　江東区豊洲の商業施設「豊洲 千客万来（江戸前ピア豊洲）」から発着する「2025年お花見屋形船クルーズ」は、豊洲からお台場、築地エリアを通る運河を航路に沿岸の桜を堪能できるクルージングプラン。

　中央大橋、佃大橋、勝鬨橋、築地大橋を通り抜け、東京タワーを右手にレインボーブリッジの真下で停泊するなど、咲き乱れる満開の桜と東京湾沿岸の雄大な景色を約75分に渡って楽しめます。

　船内では春をイメージしたおむすびとアルコールを含むドリンク1杯が無料でサービスされます。また、乗船前に「千客万来」で購入した飲食物も持ち込みOKです。

　春の陽光の元で桜を楽しむ通常便はもちろんのこと、夕方～夜にかけて運航されるサンセット便＆ナイトクルーズも要チェック。遠くに見える街の灯りと幻想的な夜桜、ライトアップされたレインボーブリッジと、見所たっぷりの充実時間を楽しんでみては？

まとめ

　各クルージングとも、桜の開花状況によって運航期間や運航コースが変更されたり、また欠航となる場合もあります。利用の際はニュースや気象情報、また事前予約の際にもコースの現状をしっかり確認して、八分咲き以上のベストタイミングで至高のお花見を楽しんでみてください！