
誰にでもこれだけは譲れないというごはんのおともがひとつふたつ、いや、みっつよっつあるのではないでしょうか。それは幼い頃から親しんだ郷土色豊かなものかもしれないし、百発百中の朝ごはんのザ・スタンダードかもしれません。
なにはともあれ、日本の食卓に欠かせないごはんと、ごはんの美味しさを引き立たせるごはんのおともが主役の食フェス「二子玉川らいす」が3月10日・11日に二子玉川ライズにて開催されます。ライズでらいす? 少々ややこしいですが、今回で3回目となる人気のイベントなんです。
入場は無料。会場に入るとまず最初にごはんが配布されます。今回は秋田県男鹿市の棚田で収穫した「あんぜんじのあんしんまい。」が7,000杯分(2日間)無料で提供されるとのこと。男鹿からはお米だけではなくなまはげも応援にかけつけます。怠け心を戒め、無病息災や豊作・大漁をもたらす来訪神にあやかれば美味しいものにありつけそうな気がしてきませんか?
ごはん片手に試食できるおともは約20種(一部有料試食あり)。時間によっておともの入れ替えもありますが、気に入ったものはその場で購入することもできます。ここではおすすめのごはんのおとも5選をご紹介します。ぜひ会場でごはんにベストマッチなおともを見つけてみてはいかがでしょうか。
たらの子缶詰(石川)

厳選された巨大な真だらの子を金沢の伝統的な大野醤油を使った秘伝のタレで炊きあげたもの。大野醤油といえば甘みとコクが特徴。甘辛さがしっかり感じられる味つけはごはんのおともにも、お酒のあてにもいけます。北陸では馴染みのある一品ですが、まだ知らない人はこの機会にぜひお試しあれ。
金華さば彩味噌煮(宮城)

南三陸の金華山周辺で水揚げされ、幻のさばとも言われているブランドさば「金華さば」。旬の時期の朝獲れの金華さばを鮮度のいい状態でフレッシュパック製法で即缶詰に。地元の味噌醸造元の特製味噌や喜界島産粗糖などを使用したシンプルな味つけが脂のり抜群のさばの旨みを引き立ててくれます。
四万十牛肉みそ甘辛煮 (高知)

年間50~60頭ほどしか生産されない希少性から、幻の牛とも言われる「四万十牛」。この貴重な四万十牛の脂身の少ない良質な部位を粗挽きにし、オリジナルの黒味噌や地元産の生姜やししとうと共にじっくり煮込んだ自慢の一品です。
にんにくトマトらー油(山梨)

ウマ辛グルメ党ならぜひこちらを。山梨県産ワインをベースに青森県産ブランドにんにくをたっぷり使ったコクのある美味しさがあとを引きます。大葉、にら、ごま、青唐辛子、しょうがなど具材たっぷりなのでごはんはもちろん、豆腐、麺類のトッピングにも合う万能選手。チーズ、マヨネーズとの相性もいいのでアレンジ力も抜群です。
初摘み生のり佃煮(香川)

小豆島産の初摘み生のりを使った佃煮。初摘み生のりは繊維が細かいため柔らかく、とても香り高いのが特徴。使用する醤油は小豆島で製造された本醸造醤油。天日塩を使用して炊き上げ、海苔そのものの味や香りを楽しめます。

また、ごはんのおとものほかに味噌汁や甘酒の試食も。さらに、会場内の特設ステージではライブやごはんにまつわるトークショーなども繰り広げられます。あれこれ試食を楽しみながら常備しておきたいごはんのおともを買って、あとはお家でゆっくり召し上がれ。
●DATA
「二子玉川らいす」
日時:3月10日(土)11:00~18:00
3月11日(日)11:00~17:00
会場:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
(東京都世田谷区玉川1-14-1)
入場無料(試食の時間と数量には限りがあります)
http://www.itscom.net/special/futakorice/