
店に入り、「1人○個まで」のような購入数限定を謳うPOPを見ると、何はともあれ必ず買いたくなるのが人情というもの。先日、『久世福商店』を訪れた際にも、「1人3個まで」というコピーを見かけてしまいました。
その商品というのが「大人のしゃけしゃけめんたい」(626円)。ちょうどその時、たまたま通りかかった2人組のお客さんが、「これ美味しいよね~」と言いながら、それぞれ3個ずつをカゴに入れたこともあり、「これは買わねば!」と思ってしまったのです。

この商品、名前を見ただけで「間違いなく美味しい」と確信できます。だって、鮭と辛子明太子の組み合わせですよ。マズいはずがありません。そもそも鮭フレークだけでご飯2杯は確実。さらに辛子明太子に至っては、丼ぶりで2杯いけると思います。そしてこの2つがタッグを組んだとなれば、もう無限にご飯が食べられるはず。

しかもですよ。よくよく考えてみれば、鮭の子はイクラで、明太子はスケソウダラの子。鮭は自らお腹をいためた我が子・イクラを差し置いて、よその家(スケソウダラ)の優秀な子どもを連れてきているわけです。こんな斬新かつ禁断とも思える組み合わせ、食べたことありません。これはとにかく“買い”です。

さらに、店内をぐるぐる回っていると、なんと、同じシリーズで「大人のさばさばめんたい」(626円)という商品も発見! サバ缶や塩焼きなど、ご飯にめちゃくちゃ合うサバに、これまたスケソウダラの子である明太子を合わせている…ちょっとやりすぎじゃないでしょうか。というわけで、この2種類を購入して、家で食べてみることにしました。