【浅草の名品みっけ！】高級料亭の手土産として始まった老舗『小桜』のかりんとう

●浅草にある老舗のかりんとう専門店『小桜』の「かりんとう」。お取り寄せとしてもおすすめの理由を紹介します。

　喫茶やおやつが大好きな著者が最近ハマっているお取り寄せがあります。それが、浅草にある老舗のかりんとう専門店『小桜』の「かりんとう」です。カリカリと軽快な食感と甘さがクセになって、気が付けば一袋空にしてしまう罪深きおいしさなのです。

　銀座の『たちばな』や湯島の『花月』と並び、「東京三大かりんとう」と称される名店で、今、自分の中でかりんとう巡りが密かなマイブームなんです。

　看板商品は、細口のかりんとう「ゆめじ」をはじめ、メープル味の「かえで」や黒糖が香ばしい「ふるさと」、ほんのり塩気のある「さくら」など、ラインナップも豊富で、詰め合わせも販売しています。

『小桜』のルーツは明治3年創業の料亭「福し満」にあり、かつてお客様への手土産として出されていたかりんとうが評判となり、平成元年に専門店として独立したのが始まりだとか。由緒ある背景を持ちながらも親しみやすい雰囲気もとても素敵です。

　浅草の本店だけでなく、都内の百貨店にある銘菓コーナーなどで取り扱いがある場合も。オンラインショップもあるので、遠方の方でもお取り寄せできますよ。

　東京の味として、自信を持っておすすめしたいお取り寄せです。

（撮影・文●畠美奈子）