東京で一度は食べておきたい人形町の老舗『柳屋』の至極のたい焼き

東京で一度は食べておきたい人形町の老舗『柳屋』の至極のたい焼き
食楽web

●東京・人形町にある老舗『柳屋』を紹介します。

 その名を聞いたことがなくても、このお店の名物「鯛焼」を口にすれば、『柳屋』の名が記憶に刻まれるでしょう。

 甘酒横丁を歩くと漂う甘い香り。その先に、創業1916年という歴史を持つ『柳屋』が佇んでいます。

老舗の秘伝が生む至福の味わい

あんこがたっぷりの『柳屋』の「鯛焼」
あんこがたっぷりの『柳屋』の「鯛焼」

『浪花家総本店』(麻布十番)、『わかば』(四谷)と並び、東京三大たい焼きの一つと称される『柳屋』。ここで味わえるのは、他では出会えない特別な「鯛焼」です。

 店頭で職人が一つ一つ手焼きする“天然もの”の「鯛焼」は、創業当初から変わらぬ技法で作られています。鉄製の特注金型を使い、強火でパリッと焼き上げる技はまさに職人芸。

その薄皮から溢れ出る十勝産のつぶあんは、毎朝手作りされた新鮮なもの。甘さ控えめで小豆の風味を最大限に引き立てたその味は、上品でありながら満足感たっぷりです。

一度味わえば忘れられない、あんこの魔法

ぎっしりすぎるつぶあんがとろーり
ぎっしりすぎるつぶあんがとろーり

 焼きたてのたい焼きを割ると、湯気と共にたっぷり詰まったあんこが現れます。サクサクの薄皮とモチモチの食感のバランスは、他に類を見ない絶妙さ。この特別なたい焼きを口にすれば、まるで時間が止まったかのような幸福感が広がります。

『柳屋』の「アイス最中」
『柳屋』の「アイス最中」

 また、「アイス最中」(180円)も忘れてはいけません。たい焼きと同じ自家製あんこを使用したこちらは、バニラと小倉の二種類。夏はもちろん、冬でもその味わい深さで心を温めてくれます。

『柳屋』を訪れて、その味を確かめましょう

大正5年創業の『柳屋』
大正5年創業の『柳屋』

 この至高のたい焼きを味わうなら、ぜひ現地へ足を運んでください。特に焼きたての美味しさは格別で、お土産用に購入する場合も、冷凍保存後に電子レンジとトースターで再加熱すれば、その美味しさを再現できます。

●SHOP INFO
柳屋

住:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
TEL:03-3666-9901
営:12:30~18:00
休:日・月