北海道銘菓「ユカたん」はクリームがたっぷり詰まった懐かしの味

見た目は円形の大きなマドレーヌのようですが、シフォン生地でふわっと柔らかいです。少々ぼそっとした昔懐かしい生地ですが、中に詰まったやさしい味わいのカスタードクリームと一緒に食べれば、なんとも幸福感で満たされます。
昔ながらの製法を守り、ほぼ職人が1つ1つ丁寧に手作りしているそうです。この時代を感じる素朴さは、機械では決して出せない味。生地、クリームどれをとっても非常に丁寧に作られているのが伝わりました。

子どもの手に持つと余計に大きく感じますね。クリームがたぷたぷに入っていて、大人も丸1個食べたら大満足のボリュームです。
根本にある子どもたちのためにという理念のゆえか、1個のボリュームが大きく、クリームも惜しみなく詰まっています。さらに小さな子どもが食べても安心できる原材料へのこだわりも魅力ですね。
たった一つのお菓子ですが、どんな思いで作られ、どのような歴史をたどってきたのか、想いを馳せながら食したくなる名品です。
調査結果
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/03/20230308-yukatan05.jpg)
原材料にこだわった「ユカたん」は三世代に渡って愛されています。創業者の歴史的なストーリーとともに味わいたくなる北海道を代表する銘菓です。ぜひ、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎亀井亜衣子)