「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」を実食!

まずは「ギョーザパンチラーメン」からいってみましょう。約7年ぶりの復活にあたり、具材に「ギョーザ」を採用したのが最大の特徴。改めて調べてみると、前作は“ギョーザ風の味わい”のみでギョーザは入っていなかった模様。いや、すげえ力技です(笑)。かやくと粉末スープを麺の上にあけ、お湯を注いで…あっ、ギョーザの匂いがする! 「ギョーザパンチなんだから当たり前だろ」と思うかもしれませんが、実際に体感すると香りのインパクトはなかなかのものです。

そして待つこと4分、まずはスープをチェック。醤油ベースの味わいに続いてヒリリとした軽い辛味が来ます。そして酸っぱいとまではいかないギリギリの酸味があります。公式によると、チキンとポークをベースにガーリックやオニオンなどの旨み素材をブレンドし、さらにアクセントとしてお酢を加えてギョーザ感を演出…とのこと。
なるほど、このテイストはギョーザじゃなくて“ギョーザのタレ”をイメージしているのか。後味の辛味は後入れの液体スープと、かやくの刻み唐辛子から来ているみたいです。

この流れで麺をすすります。前作の太目で角ばった「カド麺」から「丸刃の太麺」に変わっていますが、つるつる滑らかなすすり心地とスープの絡まりの良さ、太さゆえのしっかりとした食感が相まって、カップ麺らしい美味しさを感じさせます。うん、ウマい!

残すチェック事項は具材のギョーザです。数は3個で、3cmほどの小粒サイズ。皮は辛味がありそうなオレンジ色をしています。こちらもレンゲですくってチュルン。皮の食感はもちっとしていて、明らかにワンタンとは違います。中に肉の粒が入っていて、噛みしめると同時に旨みがじゅん。中にも唐辛子入っており、ヒリっとした後味が続きます。ギョーザ…ギョーザかなあこれ(笑)。見た目の存在感だけでなく、食感と味のアクセントとしての役割をちゃんと果たしていますし、何も入ってないよりは「ギョーザパンチ」らしさがあるので、これは全然アリでしょう。
食べる前のイメージとはかなり異なるあっさりとした味わいで、最後まで飽きることなくスムーズに完食しました。ごちそうさま!