
●調査内容:100均一で販売されている餅調理グッズを調査。実際に比べてみてベストなアイテムを探してみる
正月と言ったらやっぱり餅! 焼き餅、雑煮、あんころもちにきな粉餅など、正月感を一番感じるのはやっぱり餅です。正月を過ぎても何だかんだ冬の間は食べているな~、ってのが餅ですよね。
そして、餅の調理、どうしていますか? 網で焼く? 水張ってレンチン? 各家庭によって調理法がありますが、できるだけ手間いらずで作りたいと思いますよね。そんな時に便利なのが、100均で販売されているお餅調理のアイテム。ですが、正直どれが一番優秀なの? そこで今回は、100均で販売されているお餅調理グッズで、どれが一番いいか実験します!
ダイソー・セリア・キャンドゥで見つけた4種類で検証

揃えたのはこの4つ。いずれも110円、『ダイソー』の2つは穴の空いたプレート状態で、『キャンドゥ』で買ったのは目玉焼きも作れる多目的アイテム、そして『セリア』で買ったのは水を入れて使う持ち手付きのものです。
たとえ110円、でも買ってよかった~になるのか、それとも1回使ってもういいや~になるのか。100均だからこそのお手軽感と、調理グッズとしての評価、そこは正直に公表させていただきます。
どちらも優秀『ダイソー』の「ふっくらおもち」と「お餅トレー」

まずは「ふっくらおもち」から検証。使い方は餅をプレートの上に置き、500wのレンジなら40~50秒、600wなら30~40秒チンするだけ。
そして、すべてのアイテムに言えることですが、あくまでこの数字は目安。基本的にはレンジの前で目視して、ほどよきタイミングで出すのがおすすめです。ちょっとやりすぎると、膨らみ過ぎて形が崩壊する恐れがあります。
おろし金っぽい穴がいい? モチモチ感NO.1「ふっくらおもち」

レンジで目視しながら、30秒加熱して変化がなかったので、追加で10秒加熱。真ん中から一気に膨らんだので、40秒で取り出したら、撮影する前に一気に空気が抜けてこんな感じに。

実際に箸で持ち上げてみると、おそらくプレートのプチプチが程よく空間を作るのか、意外と剥がしやすい。ただ、形としてはもう角餅の四角は保たれていない、ふにゃふにゃ状態となりました。
長所は4つの中で最も膨らんだこともあり、ふっくらとした食感。そして短所は、若干プレートにくっつくところぐらい? そしていちばん膨らんだ分、いちばん縮んだ印象です。
●長所
・ふっくらとした食感
・プレートに乗せるだけの超お手軽さ
●短所
・膨らんだ分、レンジから出した途端に一気にしぼんでしまう
・若干プレートにくっつく
「お餅トレー」は四角をキープ。ちゃんと中まで加熱されている!

続いて『ダイソー』の「お餅トレー」。こっちは穴が小さくて細かいトレーになっています。表面にプチプチした突起みたいなものはありません。最初に餅を水に潜らせてから、レンジで40秒+10秒チンしたのがこの状態です。

箸で持ち上げてみると、「ふっくらおもち」に比べこっちの方がスルッと取れます。袋に書いてあった「くっつきにくいよ~」は本当だった! こっちは、一度水にくぐらせたからか、膨らみ控えめだけれど形がキープされています。
ただ、モチモチ感というか、伸びの良さはさっきの方が上。ふっくらともちもちの間ぐらい? といった感じです。
●長所
・もちもち感が抜群
・形をある程度キープ
●短所
・水に濡らすのだけがほんのちょっとだけ一手間