飛騨高山で地酒と酒器を手に入れる

郡上八幡から、レンタカーを飛ばして飛騨高山に到着。日本各地を巡っていますが、やはり“高山の街並み”には惚れ惚れします。観光客少なめの朝早くの散歩がオススメです。
この日の晩酌は居酒屋でこの地方の名物である“漬物ステーキ”を堪能。熱々の鉄板で提供されるので、合わせるお酒はそれも冷酒が合う。もちろん地酒です。
![大好物の漬物ステーキ[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/01/20250112-beams05-07.jpg)
飛騨高山はそこまで大きな街ではありませんが、その規模にそぐわないほどの数の酒蔵が点在しています。「久寿玉(くすだま)」、「深山菊(みやまぎく)」、「山車(さんしゃ)」、「蓬莱」、「白真弓(しらまゆみ)」などなど、いずれも銘酒揃い。呑兵衛としては、どれを飲もうか、どれを買おうかと毎回けっこう迷ってしまいます。

翌日は早起きして、“陣屋前”の朝市へ。年末最終週の“年の瀬市”には、“しめ飾り”などの正月用の縁起物や食材がたくさん並ぶのです。ここ数年はこの市で自宅用のしめ飾りを手に入れていたので今年も買おうと思って行ったのですが、一日前だったので並んでない! 朝からガッカリしていたところ、一軒だけ先出しで販売しているのを発見! 無事にしめ飾りを購入できました。

気分良く次に向かったのは、前述の銘酒「久寿玉」で知られる『平瀬酒造店』さん。こちらは昨年からのお付き合いですが、個人的にはずいぶん昔から愛飲していた酒蔵です。日頃のお礼と年末の挨拶を済ませ、季節限定のお酒も購入させていただきました。
銘酒と酒器をお土産に

今回のお土産としてオススメするのは、やはり飛騨高山の“地酒”です。平瀬酒造店の営業部長さんの推薦で買ったのは「純米生原酒 なましぼり」、勧められずとも買ってしまいそうな大好きな感じのお酒です。その地酒に合うような、飛騨高山の“古物”の酒器がまたお土産に最高なのです。

本当はあまり教えたくないのですが、高山市内には古物店が多く、しかも品質や品揃えがかなり良く、価格も他の地方に比べて控えめ。お好きな方は、地酒と合わせて古い酒器をお土産に買って帰ってみるのも、粋で良いんじゃないでしょうか。
まとめ

雪花が散らつく中、目当てのものをしっかりと手に入れましたが、すっかり体が冷え切ってしまいました。そんな時はアツアツの「高山ラーメン」が最高です。濃いめの醤油ベースの出汁がたまりません。ちなみに、地酒をしこたま飲んだ後の〆の高山ラーメンもまた、たまらない旨さであることを付け加えておきます。