2日目AM:家康公が祀られた久能山東照宮の禁足地を参拝

翌日、淡島ホテルのある三島から東名高速を使い、西へ車を走らせること1時間強。一路、目的地である「久能山東照宮」へ向かいます。こちらは、「国宝・久能山東照宮の禁足地で特別拝観(7000円)」というプランです。
久能山東照宮へは参道から階段を登るルートと、名所である日本平からロープウェイでアクセスするルートの2つがありますが、今回は眺望を楽しむため、ロープウェイを利用することに。

久能山東照宮は、あの徳川家康公が祀られた神社で、標高216mの久能山に鎮座しています。創建は家康公が亡くなった翌年にあたる1617年。境内には国宝に指定されている「本殿」、「石の間」、「拝殿」ほか重要文化財も多数あり、歴史好きならずとも見応え十分。

今回はそんな聖地とも言える場所の中でも、いまだ一般公開されてこなかった禁足地を参拝できるというから興味津々です。

拝殿で心を清める精神修養を行った後、神職の案内に従い、禁足地である鎮守の杜へ。久能山の山頂にある末社・愛宕神社への急勾配を登ります。

拝殿で心を清める精神修養を行った後、神職の案内に従い、禁足地である鎮守の杜へ。久能山の山頂にある末社・愛宕神社への急勾配を登ります。江戸時代以前は山城があったそうで、随所に石垣や切り通しなどが残っていました。

山道を登ることおよそ30分。ついに愛宕神社へ到着。神域だからか張り詰めた空気が漂います。そして古い社殿の前で富士山を遥拝。現在も昔も変わらず、富士山は特別な山であることを実感できる特別な体験となりました。2024年12月現在、このプランは満員で申し込み停止となっていますが、機会あればぜひ参加してみてください。