茶色い山って美味しいに決まってるでしょ!「満腹チャーハン」1301g

待つこと数分、目の前にやってきたのはチャーハンを取り囲むように餃子や唐揚げ、チャーシュー、焼き肉が盛られた肉肉しい一皿。紅生姜の赤とねぎの緑が鮮やかに感じます。
早速計測すると、直径29cmの皿に高さ約13cm、重さは1301g(器の重さを除く)。スープの重さ135gを足すと、総量1436gと確かに「満腹チャーハン」! テンションが上がります。

「チャーハンの具は卵、ナルト、チャーシュー、ネギ。チャーシューのタレで味を決めています」と話すのは店主の入野さん。そもそもこのメニューが4月に誕生したきっかけを聞くと「大盛りが人気なので“とにかく乗せようか”と。もっとインパクトのあるものをと考えました」と笑顔で話します。とにかく乗せようか、で餃子3つ、唐揚げ2つ、焼き肉100g、チャーシュー3枚。店主、デカ盛り好きの気持ち、わかってる~!

この「満腹チャーハン」の最大の魅力は、チャーハン、餃子、唐揚げ、と色々な味が楽しめるので、味に飽きがこないこと。口の中がちょっとオイリーになってきたかな? でスープや紅生姜でリセットもできちゃいます。だからずーっと美味しくて、ずーっと食べ続けられます。トータル1.4kg超えだけれど、この大盛りは余裕でいける気がします。
餃子、チャーシュー、焼き肉、唐揚げと、主役のチャーハンを支える脇役がドスっと系な分、チャーハンはシンプルで、そこがいいバランスになっています。昼だけれど、ビール飲みながら食べたら、ものすごく美味しいんだろうな~、などと想像してしまいます。

店主に完食するためのアドバイスを聞くと、「揚げ物を残すと後で辛くなるので、先に揚げ物や脂っこいものを食べると良いですよ」とのこと。
ちなみに店主は、大喰いの人が豪快に食べているのを見るのが好きだそうです。「僕は挑戦されている、戦っていると感じているので、サクサクっと完食されるとちょっと悔しいですね~」と笑顔で話します。確かに、1kg超え、2kg超えをあっさり食べる人が続出したら、更なるボリュームのデカ盛りメニューが誕生しそうです。

トロットロのチャーシューに、カリッと上がった唐揚げ、噛むと野菜の甘みが広がる餃子、ご飯が進む焼肉に囲まれたチャーハンは、気がついたら完食してしまう絶品の一皿。大盛り注文客と戦っている店主には申し訳ないですが、完食者、続出すると思われる一品です。
まとめ
横浜の人気中華料理店の新メニュー、「満腹チャーハン」は、確かに満腹になる! しかも気づいたら完食してしまうほど激ウマでした!
(取材・文◎いしざわりかこ)