ソースボートに小鉢の追いカレー! ルー大盛り&ゴハン特盛1241g!

いよいよ登場! まずはお皿いっぱいの山盛りライスが。そして、ソースボートに並々と盛られたカレー、さらに、小鉢にも並々と盛られたカレーも目の前に!
早速計測です。まずは直径22cmのお皿に盛られたライス特盛が656g。ソースボートが374g、そして小鉢が211g、トータル1241g(全て器の重さを除く)。ライス656gとカレー585g。ほぼ1:1のバランスで味わえるってことですね。

計測が済んだところでまずは一口! 鶏肉も野菜もゴロゴロ、程よくとろけている食感。そして見た目よりもルーが尖ってない。塩味、酸味、辛味、全てが絶妙なバランスで、爽やかとまろやかが共存している感じです。
さらに、くどくない、そしてしつこくないどこか和も感じられるホッとする味わいです。これが癒されるカレーってことだったんですね。
「うちのカレーは毎日食べても飽きない、食べやすいカレーなんですよ」と店主。小麦粉不使用、油控えめのインドの家庭料理。スパイスも最小限で、誰もが食べやすく、もたれないカレーにしているとのこと。サラサラなので、カレーとゴハンを別々で出しているそうです。

カレーとゴハン、ほぼ同量なので1:1の感覚で食べ進めていきます。カレーがサラサラなので、ゴハンにすっと溶けていく感じ。そして野菜や鶏肉がごろっと存在感を出しています。これがインドのオカンの味かぁ~。お腹にドスッとこないので食べやすい。スイスイと口の中に入っていく感覚です。
そして、シャキ&ほろっと来る野菜、これなんだろ?「それは大根ですね。今日の野菜は里芋、レンコン、大根、人参、ブロッコリー、インゲンです」。野菜は常時7~8種類入っているとのこと。大根やレンコン、里芋が和を感じる要素なのかも。
卓上に置かれている壺の中身は福神漬けでもらっきょうでもなく高菜! 「そうですね~、日本のカレーでもないから高菜かなぁと」。カレー:ゴハンの配分を間違えてゴハンが多く残っても、高菜があれば安心!?

ゴハン特盛&ルー大盛は月に10食ほど出るとのこと。それよりも、「女性のお客様が多いので、ゴハン少なめ−50円で注文する人が多いですね」。店内はカウンターのみなので、一人でふらっと入りやすいのもいいのかもしれません。
日本のカレーより重くなく、刺激も控えめなので食べやすく、なのにクセになる、ハマる美味しさのカレー。店主が言うように、誰もが食べやすく、どこか体に優しい美味しさです。カレーもゴハンも大盛りにしたのに、後からお腹が苦しい~、とか、油で口の中べったり~、なんてことは一切なく、幸せな満腹感が続きます。
夏はトマトが丸ごと乗っているカレーがオススメとのこと。次回はアメ横や多慶屋に買い物に来たついでに、トマト丸ごとカレーを食べに来ること、決定です!
(取材・文◎いしざわりかこ)