大人気! フランスの朝ごはん「ムイエットプレート」を食べてみた

フランスの家庭で食べられるメジャーな朝食が「ムイエット」。半熟よりももっとトロトロにした卵に、パンを浸して食べる料理なんです。「ムイエットプレート」には数種類のカラフルなデリものっていて、とっても豪華!
運ばれてきたら、まず「エッグカッター」という日本には馴染みのない道具を使って卵を割ります。

見たこともない道具を使うのが新鮮で、楽しい気分。少し手こずりながらも殻を割ると、鮮やかなオレンジ色の黄身と白い黄身が姿を現しました。

「ムイエットプレート」のこだわりは、2種の色の違う卵を使っているところ。あまり見かけない黄身が白い卵は、生だとレモンイエローで、火を通すと白くなる珍しい卵。お米を食べて育った鶏の卵で、通常の卵と比べて味は淡白。その分、濃い目のソースによく合うので、オムレツでも使われています。

甘めの食パンとトロトロ卵が合わさると、なぜだかすごく贅沢に感じてしまうから不思議。卵は2つあるのでたっぷり付けても余裕があり、野菜にディップしても楽しめます。

プレートを彩るデリは季節によって変わるそう。どれもシンプルな味付けですが、野菜そのものの旨味が強いので満足感があります。一口食べるごとに体に良いことをしている気分になるほど、食材がとってもフレッシュ!
「家で食べるいつもの朝ごはん」と区別するために、ミニトマトは丁寧に湯むきをしてマリネに、葉野菜はレタスやキャベツではなくあえて好き嫌いの多いケールを使ってるそうです。そんなこだわりのひとつひとつが、”よそゆきの朝ごはん”を新鮮に感じられる理由のひとつです。
『考えた人すごいわ』の高級食パンを使用

こだわりの食パンは、衝撃的なネーミングで話題になった『考えた人すごいわ』の高級食パンを使用しています。あの超人気高級食パンを並ばずに食べられるなんて、得した気分ですよね。
「まるでケーキのようなパン」というキャッチコピー通り、優しい甘さと食感に驚きました。食べた瞬間はもっちりしているのに、口の中でスーッと生地がほどけていきます。プラス200円でパンの追加注文ができるので、あまりの美味しさに一斤食べてしまいそうです。