
秋葉原といえば、山盛りのラーメンやチャレンジメニューなど、大盛り、メガ盛りの競合エリア。普通の店に見えてメニューにはビッグサイズ、メガサイズの料理がある! なんてことがよくあります。
昭和通り口を出てすぐの場所にある、ヨドバシAkibaの中に入っている『東京トンテキ』にも大盛り料理が。それが「特大トンテキ定食」です。
そもそも、トンテキって何?「三重県四日市発祥の豚のステーキです。分厚く切った豚肉に濃厚ソースをかけたスタミナ料理ですよ」とお店の責任者の小山さん。低い温度のラードでじっくり火を通した豚肉は柔らかく、数種の野菜や果物、スパイスなどで作るオリジナルのトンテキソースがかかっています。

「特大トンテキ定食」、月曜~木曜ならドリンクがついて通常2,550円が、1,500円に期間限定・数量限定で値引き中です。これはうれしい。ついでにゴハンも大盛り+100円に。いっぱい食べるぞ~!
待つこと約15分、テーブルの上にきたのは、鉄板でアツアツ、ソースがじゅうじゅう音を立てるトンテキと山盛りの千切りキャベツ。ソースのいい香りが食欲をさらにアップさせます。

ちなみにオリジナルトンテキソースのほか、辛さが選べる「赤ソース」と、リンゴの甘さを感じるジンジャーソース、3つのソースから選べるとのこと。(ジンジャーソースに変更する場合+50円、赤ソースは+100円)。
重さを測ると、トンテキ&キャベツのほうは850g、大盛りにしたゴハンは395g(ともに器の重さを除く)。味噌汁も入れて、トータル約1.3kg? なかなかのボリュームです。

アツアツのうちに早速一口! 分厚いスライスなのに柔らかい。手強い相手かと思ったら、実はやさしかった、みたいなうれしい感覚。噛むごとに豚肉の旨味、ソースの味わいがぶわ~っと口の中に広がります。濃厚なおいしさを口に残しつつゴハンを一口。たまらない! 次に、肉汁とソースがしみているであろう、フライパンに近いところのクタクタキャベツの千切り。下から引っ張り出して一口。こっちはキャベツの甘みがソースと合体。素敵すぎます。
そしてさらにゴハンを一口。あ~、ゴハン大盛りにしてよかった~。これ、あっという間にゴハンが進むおかずです。395gもあるけれど、ペース配分考えないと、ゴハンお代わり追加が必要になりそうです。
ちなみにゴハン単品は大250円、中150円、小100円。定食の中には、ゴハン、味噌汁、キャベツがお代わり自由な「トンテキ定食満腹セット」平日1,680円、土日祝日1,880円(レディーストンテキ定食満腹セットは平日1,380円、土日祝日1,580円)もあります。

ちなみにソースは、おそらくウスターソースがベース。ニンニクが入っている? 濃厚かつ複雑な味わい。このソースだけでもゴハンが進むおいしさです。ちなみに店のキャッチコピーは『ダイエットは明日から♪』。わかる! 濃厚ソースに分厚い豚肉、明日反省するから、今日はこれを食べさせて~! ということですね。ボリュームと濃厚な旨さは、ダイエット中の人にとっては魅力的すぎてクラクラしそうです。

500gもの豚肉も、思った以上の柔らかさ、そしてキャベツで口の中をさっぱりリセットできるなど、意外と食べやすく、約20分程度で完食。ちなみにもっと食べる人は、「追いトン」300円を追加する人もいるそうです。スゴイ!
このメニュー、秋葉原のほか、渋谷や品川、町田にあるお店でもオーダー可能。ヨドバシAkiba店限定メニューは、トンテキ200gとミートボールの「99ランチ」や、ランチタイム限定の「鉄板マシマシライス」、辛さが選べる「カレートンテキ」1,100円~などがあります。
特大トンテキセットについてくるドリンクは、ソフトドリンクまたはグラスビール。なので仕事終わりなどに、ビールとともに味わうのもいいですね。注文してから出来上がるまで15~20分かかるので、時間に余裕を持って来店を。
濃厚な見た目とは裏腹に、肉のやわらかさとたっぷりキャベツで、気づいたら完食、という感じの特大トンテキ定食。次回は、ヨドバシでパソコンやケータイ関連グッズなど、1階から見て回ったあと、最後に8階で食べるか、それともいきなり8階で食べてから、1フロアずつ降りて見て回るか。秋葉原で買い物を楽しむ際の、エネルギーチャージに最強! な定食でした。
(取材・文◎石澤理香子)
●SHOP INFO

店名:東京トンテキ ヨドバシAkiba店
住:東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAkiba8F
TEL:03-5207-2902
営:11:00~23:00(LO22:10、ランチはメニューによって時間制限あり)
休:なし