讃岐うどんと武蔵野うどんのいいとこどり!? 東京・池袋『肉汁うどん 奥村』の「ハイブリッドうどん」が旨い理由

讃岐うどんと武蔵野うどんのいいとこどり!? 東京・池袋『肉汁うどん 奥村』の「ハイブリッドうどん」が旨い理由
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●讃岐うどんと武蔵野うどんのいいとこどり!? 池袋の人気店『肉汁うどん 奥村』の「ハイブリッドうどん」とは?

「ハイブリッド(HV)」といえば、エンジンとモーターの両方を備えた“HV車”や、在宅と出勤の両方を採り入れた“HV勤務”など、複数の方式を組み合わせることを指す言葉ですが、うどん界においても、このハイブリッド方式を採用する店があります。

 うどんといえば、その形状や味わいはもちろん、食感や喉ごしなどがエリアごとに異なるのは周知の通り。有名なところでいえば、讃岐、稲庭、伊勢、水沢などなど、いろいろありますよね。

 今回ご紹介する東京・池袋の『肉汁うどん 奥村』は、なんでも讃岐うどんと武蔵野うどんの良いとこどりをしたハイブリッドうどんだというのです。この情報を教えてくれたのは、筆者の知人で、うどんを愛してやまず、週に2度は都内のうどんを食べ歩いている食いしん坊です。

池袋駅西口から徒歩約5分の場所にある『肉汁うどん 奥村』
池袋駅西口から徒歩約5分の場所にある『肉汁うどん 奥村』

 筆者は讃岐うどんと武蔵野うどんの違いを明確に言い表すことはできませんが、その知人によれば、「店によって個性は異なるものの、大きく言えば讃岐うどんは色白で、しなやかで喉越しがよい。武蔵野は色黒く太く、荒々しくて、噛みごたえがある。どちらも噛むとコシがあってモチモチしている」んだとか。

 わかるような、わからないような感じですが……気になることは確かです。というわけで某日、そのハイブリッドうどんを食べに、池袋に行ってみることにしました。