いざ実食。おおぎやの「ネギみそラーメン」の味は?

出来上がりを待つ間、テーブル回りを見回すと、トッピングメニューの「生搾りニンニク」(無料サービス)という文字を発見。壺などに入ったおろしニンニクを見かけることはよくありますが、生搾りというのは珍しいですね。
7~8分して我々のネギみそラーメンが着丼しました。

「ネギみそチャーシューメン」は、チャーシュー4枚が重なるように横たわり、その横に辛みネギ、コーン、そして下には大量のもやしが控えています。かなりのボリュームです。そして間をおかず、「マル得ネギみそラーメン」も運ばれてきました。

「ネギみそチャーシューメン」と比べると、「マル得」のほうは量が控えめでどことなく上品な印象。煮玉子や海苔といったトッピングも、丼全体のビジュアルを華やかに見せています。ともあれ、お互いにの自分のラーメンのスープを一口飲んでみます。

「おっ!? 味噌汁みたい?」と筆者。友人も「優しい味だ!」との感想。豚ガラと鶏ガラでとったベースに、特製の味噌を合わせたというスープは、脂がほとんど浮いておらず、ニンニクのガツンとしたインパクトもなし。実に穏やかでやわらかい味なんです。
スープにじわじわと辛味ネギを沈めるとツンとしたシャープさが加わりますが、それでもベースがまろやかなせいか、さほど辛くはありません。自家製麺は中太で、口当たりがつるつる&ムチッとしていて、まろやかなスープを過不足なく絡めとってくれます。実に滋味深い味わいです。

そしてチャーシューは『くるまやラーメン』に比べると薄めで食べごたえという点では劣りますが、その分、柔らかくて麺と一緒に食べやすく、これはこれで実に美味。チャーシューメンにしてよかった!
勢い良く食べているうちに、優しすぎる味なので、変化が欲しくなりました。そこで無料の「生搾りにんにく」のことを思い出し、スタッフさんにお願いすると、すぐに持ってきてくれました。

登場したのは、小ぶりの生にんにくが7個と、とんこつラーメン店などでおなじみの「にんにくクラッシャー」。クラッシャーににんにくを2個ほど放り込み、ムギューッと潰すと、下からところてん状になったにんにくが押し出されてきます。
これをラーメンに投入すると、力強い香りが一気に立ち上ると同時に、スープに強烈なニンニク味が加わり、あの穏やかだったみそラーメンが、一気にガツンとパンチが効いた味わいに変化。これはイイですね~。

さらには、卓上のラー油やお酢をほんの少し回し入れたりしながら、自分好みにカスタマイズ。そう、『おおぎや』のネギ味噌ラーメンは、ベースの味が濃厚すぎず、はたまた、にんにくや背脂などでキメキメの味になっていない分、自分好みに自由に味変ができるのが楽しい一杯でした。
まとめ

というわけで、『山岡家』や『くるまやラーメン』など、ロードサイドのラーメンチェーンの「ねぎ味噌ラーメン」を食べ歩き続けてきて、店ごとの違いが徐々にわかりつつあるわけですが、ここ『おおぎや』のラーメンは、他のお店に比べ、老若男女を問わず、万人が美味しいと思える味わい。あえて穏やかな味に仕上げているんだろうな、と思いました。
今後もまだまだ知らないロードサイドラーメンチェーンを食べてみたいので、美味しいお店があったらぜひ教えてください!
(撮影・文◎土原亜子)