ハンドドリップで一杯一杯丁寧に入れる「サードウェーブコーヒー」が巷では人気ですね。そんなコーヒーの世界をくつがえすような新しいスタイルのコーヒーが、今世界中でじわじわと注目されつつあります。その名も「エアロプレスコーヒー」。注射器のような形の抽出器具を使うのですが、果たして使い方は？ 肝心の味は？ エアロプレス初心者の私でも本格的な味を再現できるのでしょうか？ さっそく挑戦です！
「エアロプレスコーヒー」が誕生したのはアメリカ・カリフォルニア州。フリスビーで有名なアウトドアスポーツメーカー『AEROBIE社』が2005年に発売したもので、空気圧でコーヒーを押し出すという、なんともユニークなコーヒー抽出器具です。
この器具の特徴は、誰でも簡単に本格的な味が楽しめること。より美味しい味を競い合うエアロプレス世界大会も開かれているほど、世界中のコーヒー愛好家たちに支持されています（ちなみに2014年大会は日本人バリスタが優勝！）。
一応、基本の分量はありますが、コーヒー粉の量や挽き目、湯量を変えることで、濃厚なエスプレッソからカジュアルなアメリカンまで、さまざまな味が楽しめます。気分で味を変えられる自由度の高さが、人々に愛されている理由のようです。
