1日3万個売れる! 博多駅名物『MIGNON』のミニクロワッサンはなぜおいしいのか?

1日3万個売れる! 博多駅名物『MIGNON』のミニクロワッサンはなぜおいしいのか?
食楽web

●博多駅の超人気クロワッサン専門店『MIGNON(ミニヨン)』が東京に進出! 現地の味と同じなのか、福岡県出身ライターが調査してきた。

 博多駅には象徴的な「香り」があります。吸い込むだけで幸せな気分になれる、かなり強めの、バターとシロップの甘くて香ばしい香り。福岡に実家がある筆者は帰省の際、博多駅でこの香りを嗅いだ瞬間に「あぁ、福岡に帰ってきたなぁ」と肩の力が抜けてホッとします。

 香りの出どころは、博多駅名物『MIGNON(ミニヨン)』。博多駅に店を構えて26年、曜日、時間帯関係なく、常に行列が絶えない”焼きたてミニクロワッサン専門店”です。

先日博多駅店に買いにいった時の写真。平日15時ごろでも行列
先日博多駅店に買いにいった時の写真。平日15時ごろでも行列

 1日平均2000人が訪れ、1日約3万個、年間約1000万個売れる超人気店。これだけの量を生産するのに「機械には出せない食感を出すために」と創業以来ずっと手作り製法を貫いています。筆者の家も3世代で『MIGNON』のファンで、特に80歳を超えた祖母は「MIGNONのクロワッサンなら10個食べれる!」と息巻くほど大好物。

 そんな『MIGNON』の支店が東京にもできたと聞いて、大急ぎで買いに行ってきました。

【首都圏3店舗目】新宿の店舗は並ばずに買えた!

『MIGNON』新宿小田急エース店
『MIGNON』新宿小田急エース店

 見慣れた店構えとあの香りに、感動。しかも、並んでいない! 

 買い方は「セット売り」「量り売り」の2パターンと博多駅の店舗と同じスタイルですが、セットメニューは新宿小田急エース店の方が充実していました。全体的に値段は福岡で買うよりも割高。土地代を考えたらしょうがないことですね。

 博多店と同じように店内で焼いていました。何を買うか選んでいる間にもどんどんミニクロワッサンが焼き上がり、良い香りが漂います。熱々の焼きたてが買えるのは嬉しいですよね。

 せっかくなので全種類が3個ずつ、計15個入った「全部入りSET(1350円、税込)」を購入しました。食べてみましょう!