マストでおさえたい注目ビール4選

主役となるビールは、ドイツビールを中心に今回の「横浜オクトーバーフェスト」でしか味わえない日本初上陸ビールや会場限定ビール、さらに限定醸造のビールなど、その数なんと100種類以上。ビール好きには堪らない充実かつ貴重なラインナップですが、まずは会場でぜひオーダーしておきたい、オススメのビール4種類を紹介します。
まずは「ヘイジーヴァイツェンIPA」。これはベルリンで人気のクラフトビア『ベルロ』の日本初上陸ビール。大麦、小麦、オーツ麦と5種のホップを使用しドライホッピングにより苦みを抑え、パインやピーチのジューシーな香りとスムーズな口当たり、濃密な味わいが楽しめます。会場限定&限定醸造とレア度の非常に高い一杯につき、オーダーはマストでぜひ!

また、『ケーニッヒ・ルードヴィッヒ』の「カルテンベルグスペシャル」は澄んだドルトムンダー・ラガーで、クリーミーできめ細かい泡が特徴。一口飲むとピリッとした刺激があり、ソフトで丸みのある味わいが後を引きます。エレガントでフレッシュ、軽やかでほろ苦く、もう一口飲みたいと思わせる典型的なバイエルンの祝祭ビール。こちらも日本初上陸となるレアな一杯です。

そして『ライカイム』の「シュタインビア」は、焼き石を用いた世界最古の製法で醸造される無濾過のアンバーラガー。焼き石の上でローストしてキャラメル化した麦芽を用い、ほのかな酸味と滑らかな口当たりが特徴のビールです。

4つ目の『ヴァイエンステファン』の「ブラウパクト2024」は、ドイツとベルギーの伝統製法を掛け合わせた最高級ブロンドエール。世界一と評された修道院ビールの意志を受け継いだセント・ベルナルデュス醸造所とのコラボ&限定醸造のビールで、今回提供されるビールの中でもレア度が非常に高い一杯です。
「6大醸造所ビール」も見逃せない!
![「6大醸造所ビール」のうち4つが登場[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/08/20240902-fest07.jpg)
続いて、もうひとつの目玉ビール「6大醸造所ビール」を紹介。“6大醸造所”とは、本場ドイツで開催される本場の「オクトーバーフェスト」において、フェスト専用ビールの醸造をドイツ政府から正式に許可されている6つの醸造所のこと。そこで造られているビールは、600年以上に渡りドイツだけでなく世界中で愛されているんです。
今年の「横浜オクトーバフェスト2024」では、その中から4つの醸造所が造ったビールを味わうことができます。
1つ目は『シューパーテン』の「ミュンへナー・ヘル」。ラガービールの原点と呼ぶに相応しい『シューパーテン』の代表銘柄です。ハーブのようなホップの上品な香りに苦味が弱く軽やかな口当たりながら、モルトの風味がほのかに漂う繊細なバランスを備えています。
2つ目は『パウラーナー』の「オクトーバーフェストビア」。ミュンヘン伝統のビールとしても広く知られているこのビール、「オクトーバーフェスト」のために1818年から醸造されている底面発酵ビールです。秋の日差しのように輝く金色、軽やかなホップの香りとしっかりとしたモルトの風味が特徴です。
3つ目は『ハッカー・プショール』の「オクトーバーフェストビア」。今の時期にしか飲むことができない季節限定の一杯です。芳醇で豊かな香りが特徴のスッキリとした飲み心地のラガービールです。
最後は『ホフブロイ』の「オクトーバーフェストビア」。豊富な麦芽を用いて長期熟成により造られる本場「オクトバーフェス」でも定番となっている人気ビールで、ほのかな甘みとさわやかな苦味が絶妙な味わいが特徴です。