【東京老舗の名品】旨い出汁があればご馳走になる!明治創業『柾屋商店』のかつお削り

出汁に、ふりかけに。鹿児島県・枕崎産の鰹を使用した「本枯れ節」と人気の「かつお削り」

筆者も15年前から愛用する『柾屋商店』の本枯れ節。「背節」は5,000円、「腹節」は4,000円(いずれも税込)
筆者も15年前から愛用する『柾屋商店』の本枯れ節。「背節」は5,000円台、「腹節」は4,000円台(いずれも税込)

筆者も愛用するのが、伝統の手法で手間暇かけて製造される「本枯れ節」。鰹の背中側の「背節」、腹側の「腹節」の2種類があります。「背節」は雄節ともいい、さっぱりした出汁が引けます。一方、「腹節」は雌節ともいい、脂があり濃厚な出汁がひけます。どちらも出汁としてはもちろん、ふりかけにもおすすめとのことです。

『柾屋商店』さんのおすすめでもある人気商品「かつお削り」各種。「花鰹」 100g 934円、小花110g934円、出汁がよく出る「粉」250g 1,296円(いずれも税込)
『柾屋商店』さんのおすすめでもある人気商品「かつお削り」各種。「花鰹」 100g 934円、小花100g934円、出汁がよく出る「粉」250g 1,296円(いずれも税込)

人気商品は、鮮度の高い削り節。
鹿児島県・枕崎産の鰹を削った「かつお削り」は、澄んだ出汁がとれる「花鰹」、お浸しやお好み焼きなどにも便利な「小花」、「粉」などがあります。

[食楽web]
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花鰹で出汁をとったお味噌汁
花鰹で出汁をとったお味噌汁

フワッと香る「かつお削り」は、思わず笑みがこぼれる優しい香り。いつものお味噌汁が、お正月のお雑煮が、とっておきの一杯になります。ワンランク上の鰹節は年末年始の手みやげに大変喜ばれますよ。

昆布や豆、海藻など海産物も豊富

大豆や小豆の他にも複数の豆類を扱う
大豆や小豆の他にも複数の豆類を扱う

『柾屋商店』は海産物や乾物の品揃えが豊かで、それぞれの産地や調理のコツを聞きたくなってしまう逸品が揃っています。今の時期は、おせち料理に使える黒豆やどんこ、昆布などもおすすめです。

豆の含め煮などを作ろうと思っていた筆者が豆類のコーナーを見ていた時、お店の方から「特に詳細は書いていませんが、大豆は鶴の子大豆を仕入れていておすすめですよ」とお声がけいただきました。国産100%、北海道で採れた煮豆に適しているお豆だそうです。

北海道産「鶴の子大豆」300g 356円(税込)
北海道産「鶴の子大豆」300g 356円(税込)

この日の戦利品はこの「鶴の子大豆」。年末年始を中心に台所に立つ機会が増えるとき、ほっこりと幸せな気持ちにさせてくれる食材は、もらっても贈っても嬉しい逸品です。

懐かしく、優しい香りとともに、新たな料理の楽しみをくれる『柾屋商店』に感謝です。

食材と 古(いにしえ)の知恵 かけ合わせ
未来に繋ぐ 柾屋商店

(撮影・文◎福井麻人)

●SHOP INFO
柾屋商店

住:〒194-0013 東京都町田市原町田6丁目8−1センタービル路面店1階
TEL:042-722-3151
営:10:30~17:30
休:水曜
https://www.masaya-shouten.co.jp/

●著者プロフィール

福井 麻人

俳優・歌人(短歌結社「心の花」所属)・会社員。フードアナリスト1級、eco検定(環境社会検定)、野菜ソムリエ、日本酒アドバイザー、ナチュラル・フード・アドバイザー等の有資格者。性的マイノリティ当事者、動物や自然への恩返しを大切にしています。
@wamis_kitchen

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