「えびすめ」に受け継がれる老舗の技とこだわり

現在の塩ふき昆布の原型を築いたのが、三代目・山本利助氏による「えびすめ」です。北海道・道南産の真昆布の中でも、特に肉厚な中央部分のみを使用。選び抜いた昆布を、伝統の製法で丁寧に炊き上げ、乾燥させることで、滋味深い味わいが生まれます。
今回、専務および広報担当者にお話をうかがうことができたのですが、「えびすめ」は機械化できない工程も多く、手作業を組み合わせながら約30工程を経て仕上げられているとのこと。
味付けも創業以来のレシピを守り続け、あえて変更していないそうです。さらに柔らかな食感を保つため、乾燥工程を2回行うなど、まさに手間ひまを惜しまない工夫が重ねて製造されていることがよくわかりました。
まずはお茶漬けで味わいたい「えびすめ」

炊きたてのご飯に「えびすめ」をのせてひと口。肉厚な昆布の旨味が、じんわりと広がります。そこにお湯やお茶を注げば、昆布のだしが溶け出し、これだけで満足感のある一杯に仕上がります。広報担当者も「まずはお茶漬けで味わってほしい」と教えてくれました。
その他のアレンジとしては、刻んだ「えびすめ」をチーズと合わせ、おつまみにするのもおすすめとのこと。素材の旨味が生きた味わいは、世代を問わず親しまれています。
オンラインストアでは、木箱入りの「えびすめ」(102g・3,240円/記事掲載時・送料別)も用意されており、全国発送が可能です。熨斗や紙袋にも対応しているため、贈り物として利用する人も少なくありません。

小倉屋山本の「えびすめ」は、派手さはなくとも、ひと口で違いが伝わる確かな旨味を備えた一品です。贈る人の想いを静かに伝えてくれる、大阪らしい感動みやげとして選ばれ続けています。

●SHOP INFO
小倉屋山本 本店
住:大阪市中央区南船場4-10-26
TEL:06-6251-0026
営:10:00〜17:30
休:土・日・祝・年末年始
https://ogurayayamamoto.co.jp/
●著者プロフィール
山原尚美(やまなお)
フードアナリスト1級。大阪市在住。美味しいものが大好きでフードアナリストの資格を取得。地元大阪を中心に関西一円をフットワーク軽く巡っています。デパ地下大好き。








