【新宿みやげ】行列必至のだんご、起源は室町時代!『追分だんご本舗』の“大人のみたらし”は一度食べる価値あり

【新宿みやげ】行列必至のだんご、起源は室町時代!『追分だんご本舗』のみたらしは一度食べる価値あり
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●おいしいローカル部が見つけた地元で愛される老舗の名店。今回は東京・新宿の『追分だんご本舗』をご紹介します。

 時代のトレンドとともに目まぐるしく飲食店が入れ替わる都会だからこそ、長く愛される老舗の味は折り紙付きというもの。そんな老舗の中でも、今回は連日客足が途切れない『追分だんご本舗』新宿本店をご紹介します。

 お店は新宿駅東口から徒歩約7分、新宿三丁目駅や伊勢丹新宿店からすぐの場所にあります。

商業ビルが立ち並ぶ中に突如現れる和の佇まい。平日昼間でも客足が途切れない人気ぶり
商業ビルが立ち並ぶ中に突如現れる和の佇まい。平日昼間でも客足が途切れない人気ぶり

 創業は1947年(昭和22年)ですが、「追分だんご」自体の始まりはなんと室町時代から。江戸城を築城した太田道灌が高井戸を訪れた際に献上され、大層気に入った「道灌(どうかん)団子」が始まりで、この団子が新宿追分の地で広まり「追分だんご」と呼ばれるようになりました。そして、追分だんごの成り立ちを聞いた創業者が、伝統の味と現代の味覚を合わせ、模索しながら東京名物と呼ばれるまで成長させたのです。

店舗奥の喫茶室では創業当時に作られた木彫りの作品があり、温かみと老舗の雰囲気が漂う
店舗奥の喫茶室では創業当時に作られた木彫りの作品があり、温かみと老舗の雰囲気が漂う