栗の収穫量日本一・茨城県笠間市で愛されて40年。町の洋菓子店『グリュイエール』の名物モンブラン

栗の収穫量日本一・茨城県笠間市で愛されて40年。町の洋菓子店『グリュイエール』の名物モンブラン
食楽web

●おいしいローカル部がおすすめする地元のお菓子屋さん。今回は栗の収穫量日本一茨城県笠間市にある洋菓子店『グリュイエール』ご紹介します。

 茨城県の中西部に位置する笠間市は、伝統工芸の「笠間焼」や、日本三大稲荷のひとつ「笠間稲荷神社」、そして栗の収穫量日本一を誇る“栗の都”として知られる町です。自然と文化が美しく調和するこの地に、40年以上にわたり地元で愛され続けている洋菓子店があります。

笠間の街に溶け込む、可愛らしい洋館風の外観
笠間の街に溶け込む、可愛らしい洋館風の外観

 笠間駅前に店を構える『グリュイエール』は、1985年創業の洋菓子店。店名は、スイスの町とその名産「グリュイエールチーズ」に由来し、“食と文化を大切にする町”というイメージを、地域の姿と重ね合わせた想いが込められています。この笠間が育んだ歴史や風土を、スイーツという小さな世界に映し出しています。

心ときめくショーケース
心ときめくショーケース

 店内に入るとまず、彩り豊かなケーキがずらりと並ぶショーケースが目に入ります。笠間産の栗を使った名物モンブランや、旬のメロンを贅沢に使ったスイーツ、チョコレートケーキが美しく並び、思わず目を奪われます。

カフェスペースの左側に中庭があり、外でも飲食可能
カフェスペースの左側に中庭があり、外でも飲食可能

 木の温もりに包まれた、どこか懐かしいカフェスペースが店の奥に広がります。古き良きものを大切にするオーナーの美意識が静かに息づき、クラシックな家具に囲まれながら、ゆったりとスイーツを楽しめる心地よい空間です。また、こちらはコーヒーの美味しさでも知られる「トアルコトラジャマイスター店」。香り高い一杯が、スイーツとの至福のマリアージュを演出します。