【広島グルメ紀行】牡蠣にハモも!広島の隠れた名所・江田島で瀬戸内の海の幸を味わう【前編】

江田島といえばやっぱり名物「牡蠣」でしょ!

海辺の至るところで目にする牡蠣棚は江田島の風物詩
海辺の至るところで目にする牡蠣棚は江田島の風物詩

 江田島の白身魚や野菜を存分に味わった筆者。逗留する宿に向かっている途中、車窓からウインドサーフィンやSUPなどを楽しんでいる人々の風景を眺めながらくつろいでいると、ふと気付きました。「まだ広島名物の牡蠣を食べていない!」と。江田島は県内有数の牡蠣の産地。海辺を見ると至るところで牡蠣棚を目にするほど。

江田島の海辺にはいたるところに牡蠣棚が
江田島の海辺にはいたるところに牡蠣棚が

 しかしご存じの通り、広島産の牡蠣の旬は冬場が中心。「でもどうしても食べたい!」。そんなワガママな願望を叶えてくれる店がありました。その名も『OYSTER CAFE 江田島』です。

 瀬戸内海の目と鼻の先で営業しているこちら、2Fがレストランなのですが1Fに牡蠣の加工工場を併設しています。だから年間を通して瀬戸内海で獲れた鮮度バツグンの牡蠣を用意できるのだとか。

 店内に入ると、瀬戸内海のパノラマが窓越しに一望できる絶好のロケーション。否応なく気分が高まります。

季節によって江田島産はじめ瀬戸内海各地で獲れた牡蠣を供している。こちらは県内の田島産
季節によって江田島産はじめ瀬戸内海各地で獲れた牡蠣を供している。こちらは県内の田島産

 最初にオーダーしたのはやっぱり生牡蠣。この時期なのに大ぶりの牡蠣がお皿にずらり。さっそくレモンを牡蠣にたらし、口にちゅるん! そうそう、この喉越しとその後にくる牡蠣の旨みがたまりません。

旨みが凝縮された牡蠣フライ。あっさり系のタルタルとの相性が見事!
旨みが凝縮された牡蠣フライ。あっさり系のタルタルとの相性が見事!

 お次は定番の牡蠣フライ。揚げたてサクサクの一品をガリが入ったさっぱりテイストのタルタルソースにつけていただきます。口で噛んだ途端、ぷりっぷりの牡蠣から旨み全開の肉汁がジュワ~。これぞ求めていた牡蠣フライそのもの!

「瀬戸内しらすと季節野菜のスパゲティ ペペロンチーノ」
「瀬戸内しらすと季節野菜のスパゲティ ペペロンチーノ」

 そして、しらすがこれでもかとトッピングされたパスタをいただき大満足! もはやお腹は腹十二分目を突破する勢い。果たして夕食までにお腹が空くのか……。贅沢な不安をよぎらせつつお店を後にしたのでした。(後日配信の後編に続きます)

●SHOP INFO
OYSTER CAFE 江田島

住:広島県江田島市江田島町秋月2-49-52
TEL:0823-27-6173
営:平日11:00~15:00(LO14:30)、土日祝11:00~17:00(LO16:30)
休:水曜
※紹介したメニューは10名様以上で要予約の「団体様向けランチコースプラン」(4000円)