三元豚ならではのたっぷりの旨みと柔らかい食感!『オーケー』の「ロースカツ」

まずは「高品質・Everyday Low Price」のスローガンでお馴染みの『オーケー』の「ロースカツ」からいただきます。
「やわらかロースとんかつ」という商品で、三元豚を採用し、衣に生パン粉も使った本格派で、冷めていても衣がサクサク。肉も柔らかく、かじれば口いっぱいに三元豚の旨みが広がる一品で、そのままでも二次調理でもかなり美味しくいただけるように思いました。

数多くあるスーパーチェーンの中でも「安い」印象が強い『オーケー』ですが、この「ロースカツ」の本格的な味わいから推測するに、オリジナル惣菜に対しては、コストパフォーマンス以上の相当な力を入れているようにも思いました。
衣厚めで二次調理向き!?『オオゼキ』の「ロースカツ」

続いては、『オオゼキ』の「ロースカツ」です。なんと前述の『オーケー』と同じ三元豚を採用した一品で、重量もほぼ同じの約187グラム。価格は、『オーケー』が377円(税込)に対し『オオゼキ』が453円(税込)と、価格だけ見ると少々負けているようにも映ります。

ただし、衣が厚めで、肉との一体感が素晴らしく、この点はかなり好印象を受けました。また、脂身の少ない部位を採用しており、見た目に反して上品な味わいなのも特徴。これらのことから、カツ丼の頭などの二次調理向きの「ロースカツ」とも言えそうで、汎用性の高さも意識して、この調理設計になっているのかもしれません。
パッケージにプリントされた「謹製」の文字も、なんだかちょっとかわいらしく、少々高めですが、どうしても嫌いにはなれない『オオゼキ』の「ロースカツ」でした。
四元豚を採用しながら圧倒的コスパを実現!『東急ストア』の「ロースカツ」

続いては『東急ストア』の「ロースカツ」。「四元豚ロースとんかつ」という商品名で、重量約208グラムにして322円(税込)。『オーケー』『オオゼキ』と比べると、明らかにコストパフォーマンス面で優っていることがわかります。

このグラム数ではありますが、肉は薄めカットで、その分平べったく大きいのが特徴。しかし、その味わいは実に素晴らしく、『オーケー』と同様に、冷めていても衣がペタッとしておらず、サクサク感があります。そして、四元豚の肉から溢れる甘めの旨みは、ソースといただくことでより濃厚な味わいに感じるように思いました。
「今日、料理面倒くさい。外食も疲れた。家で簡単に食事を済ませたい」といった際のごはんのおかずにピッタリで、なかなか好印象の「ロースカツ」でした。
熟成三元豚を採用した旨みが詰まった濃厚な味わい!『いなげや』の「ロースカツ」

続いて『いなげや』の「ロースカツ」をいただきます。「柔らかロースとんかつ」という商品で431円(税込)。やや強気にも感じる価格ですが、熟成した三元豚を採用していることと、厚切りカットで食指がそそられる商品ではあります。

実際の味は、その厚切りカットによる贅沢な食感と、かじったときに溢れる出る熟成三元豚の香ばしい旨みが最高で、クセになる味。この厚切りカットにして、肉が柔らかいのも好印象で、『いなげや』の惣菜調理のレベルの高さを感じる一品でした。