ほぼ1.5kg!「タンメン+まるともランチ」1448g

目の前にやってきたのは、野菜がたっぷり盛られて山みたいになっているタンメン、餃子、そしてゴハン! 早速計測です。「タンメン」は直径21cmの器に高さ約18cm、重さは1141g。餃子は17.5×23cmのお皿に4つで133g、ライスは直径15cmの器で174g(全て器の重さを除く)。トータル1448g。漬物をプラスしたら、おそらく1460~1470gなのかも?
メニューには半ライスって書いてありましたが、通常のお茶碗一杯のゴハンって、大体150gぐらいと言われているので、一般的なお茶碗一杯分、と思ってください。これに1.1kg超えのタンメンと餃子。素晴らしすぎる!

「『タンメン』の麺は茹で前で約150g、ストレートの太麺ですね。スープは鶏ガラベースの塩味、具は豚肉、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、タマネギ、キクラゲ。これが全メニューの中で一番野菜たっぷり。こだわりを持って作っています」と話すのは、2代目の神山真人さん。
「タンメン」の野菜がこんなに山盛りになった理由を聞くと「社長の実家が元々青果店で。市場から直で卸しています。安く仕入れることができる分、ふんだんに使えるんですよ」。なるほど、仕入れ値を抑えることができるからこその山盛りなんですね。

まずは野菜から。コショウが効いていてうまっ! 「タンメン」って、時々野菜の味が足りない店とかあるけれど、ここは問題なし。噛んでいるうちに野菜の優しい甘みも感じられます。野菜が自慢と言っていただけあって、食感もいいし、キクラゲのコリコリとか、もやしのシャキシャキとか絶妙です。
そして麺。太めでほぼもやしと同じくらいの太さなので、野菜と一緒に一気に口の中にやってきて広がる感じです。当然スープの持ち上げも良く、鶏の旨みがしっかり。デカ盛りなんだけれど、ヘルシー感も感じられます。シンプルだけど飽きない美味しさって、まさにこの「タンメン」だと思う。

続いて餃子。これがまた旨い。皮はしっかりもちっと、そして中は野菜多めのあんで、ジュワッと肉汁と野菜汁が出てきます。「タンメン」の野菜と餃子でゴハンが進む。+180円で幸せがグッとアップしていきます。
「タンメン」だけで1.1kg超え、そしてトータル約1.5kg。完食のアドバイスを神山さんに聞くと「お客さんを見ていると、野菜とご飯に乗っけて、ラー油を回しがけしている方もいますね。野菜の甘さとラー油のピリ辛がちょうどいいと思いますよ」とのこと。
この店で「タンメン」にセットをプラスして注文する常連さんは、1.5kgなんて余裕の人たちばかりなので、完食するための食べる順番とか攻略法みたいなものはないとのこと。

中華料理がメインのお店ですが、実は定食メニューも色々。「ダブルハンバーグ定食」(1000円)や、「大エビフライ定食」(1120円)、「ダブルメンチカツカレー」(880円)など、「タンメン」の他にもボリュームタップリのメニューは色々。
「うちはボリュームもウリなので、お腹いっぱいになるまで味わってほしいですね」と神山さん。確かに、単品でもボリュームあるのに、セットでさらにボリュームアップ可能だから、今日は食うぞ~、って日にピッタリ。メニュー表にも「ボリューム満点」の文字が踊っているのに納得です。
そして、食べに行きたいけれどこんなに食べきれないよ~、という人には、100円引きで麺をハーフサイズにできるとのこと。女性や年配の方は、麺ハーフで注文される人も多いそうです。
次回は12時前に来て、野菜を買ってから、13種類以上あるラーメンから選ぶか、それとも定食形でバランスよくいくか。それとも中華丼や天津丼などの丼系で餃子をセットにするか。駐車場も広いので、湘南台エリアや藤沢街道沿いを車で通るときに、また寄りたいと思います!
(取材・文◎いしざわりかこ)