約1.1kg!「プロレスラーもびっくり!」のキャッチに相応しい「大盛りカツカレー」1000円

そして、メニューを見てもう一つ気になっていたのが「プロレスラーもびっくり!!!」とキャッチコピーがついた、ゴハン2倍、カレー2倍の「大盛りカツカレー」(1000円)。直径22cmの器に高さ約10cmのカツカレーは重さ1110g。黒い器に入った追いカレーは121g、キャベツの千切りは78g、福神漬け31gを足すとトータル1340g。
確かに、プロレスラーの皆様、またはプロレスラーの方並みにガタイのいい人にオススメのカツカレーと言えそうです。

野菜が溶け込んだカレーに、ゴハンを覆うかのようにロースカツ8切れ。トータル1340gもあって1000円はかなりコスパがいいかも。しかもカツは揚げたてサクッとジューシー。衣は大きめでサクサク、そして中はやわらかジューシー。絶妙な火の通し方です。残した分は持ち帰り可能とは言え、出来立てを熱いうちに食べ切りたい!
そして素朴な疑問。「トリプル定食」も、こっちの「カツカレー」も、衣の色が上品なきつね色。おそらくこだわりがあるんですよね? 「うちの揚げ物は、低温でじっくり揚げて、余熱で火を通しているんですよ。あとは常に綺麗な油で揚げていることですね」。低温でじっくり、余熱仕上げ。だから中の肉がふっくらしているんですね。

さらに質問。デカ盛りを完食するのにオススメの方法ってありますか?「え~。みなさん普通に食べているから、攻略法とかは特にないですよ」。ないのか~っ! そもそも、食べに来るお客さんの半分が「シングル定食」、「トリプル定食」も1日に10人ほどが注文するので、当たり前になっているそう。当たり前が1.9kgって、かなりすごいことなのに~! おそらくですが、市川市や浦安市の大喰いさんたちが、集まっている店のような気がします。
お店で1日に炊くゴハンは三升炊きのおかまで2回半、とのこと。ってことは、7.5升。単純計算で、約24kgが1日で消えていくってこと? 「ゴハンは1人前300gなので、半ライスで頼む人も結構多いんですよ」。ちなみに、大盛りは100円プラスで、半ライスだとマイナス30円になります。

想像を超えるボリューム感と美味しさ。で、最初は調子よく食べ進めていたものの、やはり揚げ物です。突然満腹感がやってきて、完食できずギブアップ。店主に謝りつつ、お持ち帰り用のパックをもらって自分で詰めていきます。食べ切れなかったカツは家で卵とじにするか味噌カツにするか。楽しみではあるけれど、やっぱり揚げたてを食べ切りたかった~!
今回はロースカツ、ジャンボチキンカツ、エビフライの3つにしたので、次回はヒレカツと唐揚げと豚の生姜焼ききのトリプルにしようかなぁ。それともヒレ4枚、エビフライ2尾、コロッケ1つ、白身魚フライ1つの「ヒレミックス定食」(1200円)にするか。次回はもっともっと、限界までお腹をすかせてから食べにきたいと思います!
(取材・文◎いしざわりかこ)