ファミマの「しみじゅわ練乳パン」にファミチキを挟んで食べたら相性抜群だった!

ファミマの「しみじゅわ練乳パン」にファミチキを挟んで食べたら相性抜群だった!
2月16日にファミマベーカリーで発売された「しみじゅわ練乳パン」110円 | 食楽web

 ファミマのオリジナルブランド「ファミマベーカリー」といえば、菓子パンや惣菜パンなどの定番を筆頭に、いつも新しい個性的なパンが登場し、進化し続けているブランドです。買ったことがない人は、一度買ってみてください。その優秀さがわかると思います。

ファミマに並ぶ「しみじゅわ練乳パン」
ファミマに並ぶ「しみじゅわ練乳パン」

 そして、この2月に発売されたばかりの「しみじゅわ練乳パン」(110円)が、ファンの間で話題になっているとの情報を聞きつけ、筆者もさっそく家の近所のファミマに行って買ってきました。

開封したところ。なかなか趣があります
開封したところ。なかなか趣があります

 黄色の可愛いパッケージを開けてみると、コロンとした瓢箪型のパンが出てきます。両手で引っ張ると、真ん中で2個のパンになるようになっています。横にもスライスされているので、開いてみると、画像のようになります。

確かに「しみじゅわ」です
確かに「しみじゅわ」です

 ご覧のように、パンの間には練乳が塗ってあり、それが生地にじゅわ~っと染み込んでいます。パッと魅惑的な甘い香りが立ち上ります。

 パンはコッペパンのような感じで、皮は小麦の香ばしさがたっぷりで、口当たりはフワフワ、そして噛むともっちりしています。そして濃厚な練乳はねっとり&しっとりと口の中でとろけていく…という寸法です。

 クリームパンやアンパンの甘さとも違い、練乳はミルキーで、蜂蜜に近いシンプルですっきりした甘さ。後を引き、あっと言う間に1個食べ終わってしまいました。そう、後味も軽いんです。2月に発売されたばかりなのに、人気急上昇中なのも納得です。

何かしょっぱいものを挟みたくなって…
何かしょっぱいものを挟みたくなって…

 さて、甘いものを食べたあとは、しょっぱいものが食べたくなるのがセオリー。一緒に買ってきた「ファミチキ」を食べようと思ったわけですが、ここでいつもの実験癖が頭をもたげます。

 この「しみじゅわ練乳パン」に、ファミチキを挟んで食べたらどうか、と。そこで、すぐに2個目のパンの袋を開けて、ほかほかのファミチキをのっけてみることに。

違和感なく収まるファミチキ
違和感なく収まるファミチキ

 ご覧ください。まるでファミチキのために作られたバンズのような、抜群のフィット感じゃありませんか!

 そして一口、食べてみたら「え? これ考えた人天才じゃない?」と思うほどの相性のよさ。ファミチキの衣のサクサク感とパンのフワフワ感の食感、衣の香ばしさ、しょっぱさ…。これらが練乳に触れることで甘じょっぱさが加味されてマイルドな味になり、これだけを永遠に食べていたいとすら思えるほどイケるのです。

 思えば、「フライドチキンにハニーマスタードソース」をかけたり、から揚げのディップに甘いソースをかけたりするパターンは最近よくあります。そう、しょっぱい揚げ物と甘いソースは相性がいいんですよね。こういう系の味が好きな方には、このファミチキと練乳パンのコラボも美味しいと感じるはず。

 最近、ファミチキには、専用のバンズが売られていますが、この「しみじゅわ練乳パン」にファミチキを挟むのも、全然アリです。もちろん挟まなくても練乳パン自体、美味しいのですが、試しに挟んで食べてみてください。

(撮影・文◎土原亜子)