
●多彩な製法・素材が織りなすクラフトビールの世界。季節の恵みを活かし、素材同士の良さを引き立て合う「出会いもの」のビールも多数あります。今日はどんな味に出会えるかな…?ワクワクしながら出かけてみましょう!
「おいしいビールが1杯だけ飲みたい」「3〜4人でサクッと二次会を…」
そんなシチュエーションを満たしてくれるお店を一軒、マイリストに追加しておきませんか? 男女問わず常連客が多く、極上のクラフト生ビールを楽しめるのが東京・荒木町の『ビールバーJAN』です。

お店は、東京メトロ「四谷三丁目駅」近く、多くの飲食店が軒を連ねる荒木町エリアにあります。
荒木町といえば、江戸時代には松平摂津守の上屋敷があり、明治時代以降は花街として賑わった歴史ある街です。
ビール愛あふれる店主が注ぐ、極上の一杯への道のり
![荒木町のメイン通りの一つ「車力門通り」に面した場所にビールバーJANがある[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/08/20250905-jan03.jpg)
店主の稗田竜士(ひえだ・りゅうじ)さんは、横浜や神楽坂のクラフトビール専門店で経験を重ね、2018年に『ビールバーJAN』をオープン。常時6種類の生ビールを揃えています。

季節限定・製造量限定の品も多く、毎回違う味に出会えることが、この店を訪れる醍醐味です。
そしてメニューカードの裏側にはこんな表示も(画像参照)。

極上の一杯を提供するために自分に課す毎日のプロセスは、稗田さんから受ける柔らかな印象とは対照的に、驚くほどストイックなのです。
季節限定フルーツビールもお見逃しなく!

和梨、アップルシナモン、桃、パイナップル、湘南ゴールドなどなど、パフェなどのスイーツと見まがうばかりのフルーツフレーバーのビールも時折入荷しています。
フルーツ以外にも塩キャラメルチョコレートやほうじ茶といったフレーバーも。ビールが持つ苦味や炭酸とフルーツの香りや甘味が一体となった逸品は、驚きや感動とともに新たな食体験をもたらしてくれるはずです。
日毎に変わるビールメニューはSNS(Instagram、Facebook)でチェックを。
まとめ

クラフトビールは醸造家の情熱と技術が凝縮された少量生産のビールであす。その真価を引き出すのは、作り手と同じ熱意を持つ注ぎ手の存在にほかなりません。稗田さんが注ぐビールを一口飲めば、雑味のない清らかな味わいを実感することでしょう。
また、夏に限らず冬に飲むこっくりとした深い味わいのビールも良いものです。その日その時の気分で、クラフトビールを楽しんでください。
●SHOP INFO
ビールバーJAN
住:東京都新宿区荒木町2-15 前田ビル2階
TEL:03-3226-1556
営:19:00〜24:00
休:日曜
https://beerbarjan.com/
SNS:https://www.instagram.com/beerbarjan/
●著者プロフィール
玉城久美子(たまき くみこ)
1級フードアナリスト。沖縄県那覇市出身。「人と地域を食でつなぎ新たな価値を生む」をテーマに、イベント企画や販路拡大などで自治体・企業のマーケティング支援に携わるほか、執筆・レシピ開発・講演などで食の情報を発信している。https://note.com/kumy