「マグロ2色丼」は赤身&ネギトロのマグロがたっぷり堪能できる

運ばれてきた「マグロ2色丼」はやや小ぶりな器ですが、マグロがモリモリに盛られていてインパクト大。その盛りっぷりにテンションも高まったところで、いただきます。

まずは赤身から。一口食べるとネットリとした濃厚な旨みが口の中に広がります。リーズナブルな値段の2色丼ですが、それには不釣り合いなくらい、妥協なしのおいしいマグロです。

ネギトロの方も旨みたっぷりで、トロリと舌にとける滑らかな食感。さきほどのマグロとの味の確かな違いを実感できます。
食べていて気が付いたのですがこちらのお店、丼は若干小さめですが深さを最大限に利用しています。たっぷりと盛られたご飯に、ネタがドーンとのっているので、食べても食べてもなかなか減っていきません。
味も値段も大満足なのに量もスゴいとなると、なるほど人気の理由がわかりました。
あれこれ食べたいなら、かえネタシステムの利用がオススメ

海鮮丼のネタの種類が豊富な『魚楽』。ネタの写真を見ていると「あれも食べたい、これも食べたい」となると思います。そんな人にオススメなのが、かえネタシステム。ラーメンの替え玉のように、ご飯は残しておき、新たなネタを200円引きで追加してもらえるサービスとなっています。
というわけで後日、かえネタでいろいろ食べたいと思い、お店に再訪問。「あじエンガワぶり丼」を注文した後、別の丼を楽しみたいと思います。

こちらが「あじエンガワぶり丼」。上の具材をまず、刺身盛り合わせの気分で味わいます。ものすごく大ぶりにカットされたアジはシャコシャコと新鮮で、肉厚。エンガワはコリコリと心地よい食感で、ぶりはトロッと濃厚な脂の旨みが口に広がります。
一緒にご飯も食べたくなりますが、そこはグッと我慢。三種三様の魚を堪能したら、変えネタを注文しましょう。次は定番の「上海鮮丼」を注文しました。

いったんご飯を店員さんに手渡し、丼が今度は上海鮮丼に変身して再登場。海老やイカ、甘エビにマグロ玉子など、バラエティ豊かなラインナップとなっています。一口ごとに具材と食感が変わる海鮮丼。今度はお米と一緒に豪快に味わいます。
先ほど豪華な刺身の盛り合わせを食べた後ですが、海鮮丼の具材ごとに変化する味と食感を楽しんでいると、あっという間に完食。
お店には京都旅行らしき人や地元の人、テイクアウト利用の人も絶えず訪れていて、お店の人気を実感しました。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP DATA
魚楽(ととらく)
住:京都府京都市伏見区淀本町173-82
TEL:075-632-6303
営:11:00~15:00(L.O.14:40)、17:00~21:00(L.O.20:40)
※持帰りは電話での予約のみ
休:水曜(祝日の場合は営業、翌木曜休み)
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。