お米の新常識! 炭酸水でお米を炊くのが超絶オススメなワケ

お米の新常識! 炭酸水でお米を炊くのが超絶オススメなワケ
食楽web
昨今、食事と一緒に炭酸入りのミネラルウォーターを楽しむ光景が、日本でも当たり前のように見られるようになってきました。一方で、炭酸水の使い方にも大きな進化が起こっています。例えば料理の下ごしらえや仕上げに使ったり、さらには洗顔や洗髪など様々なシーンで活用する人が増えているんです。その中でも特に注目を集めているのが、ごはんを炭酸水で炊飯する方法。炭酸水でごはんを炊くと、なぜ美味しいのか、そして普通に炊くのとどんな違いが生まれるのでしょうか。その秘密を探るべく訪れたのは、自宅で簡単に炭酸水が作れるソーダメーカー「ソーダストリーム」主催の炭酸水料理イベント。全国各地のスタジオをサテライト中継でつなぎ、みんなで一緒に“炭酸水料理”を体感しよう、という催しです。
ソーダストリームの新作「ソーダストリーム スピリット ワンタット」は5月16日に発売されたばかり
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浸水後、水から上げたお米に、目盛りに合わせて炭酸水を入れるだけ。たったこれだけで大きな違いが!
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結果から言うと、炭酸水で炊飯すると、普通の水で炊くよりもふっくらもちもちの食感になります。実際に、同条件(米の銘柄、炊飯器、水の量など)で、炭酸水と水道水で炊いたお米を比べたところ、水道水で炊いたものに比べて炭酸水で炊いたお米は1粒の直径が長く、小さな気泡が米粒の中に観察できました。専門家の分析によると、炊飯の過程で、米の中に浸透した炭酸が気泡化。その炭酸の泡がお米の粒を立ち上がらせることで、水道水よりも均等にお米に熱が伝わるとのこと。だからツヤツヤ、ふっくらな炊き上がりになるんですね。イベント会場で食べ比べた人たちも「モッチリ感が違う」「みずみずしい」などその味の違いに驚きの声を上げていました。ちなみにごはんだけではなく、てんぷらの衣作りで炭酸水を使うと衣がサクサクになったり、卵料理もよりフワフワの食感になるなど、炭酸水は実はすごいポテンシャルを秘めています。昆布やカツオダシも炭酸水でとると、気泡が中に入って、よりダシが出る、という説もあるほど。ドリンクだけではなく、日々の料理作りにも大活躍ですよ。ところで、会場では炭酸水ごはんを活用したオリジナルピラフの作り方も披露されましたので、レシピをご紹介しておきます。ぜひ作ってみてくださいね。