これさえ知っていたらワイン通？ 2019年に注目すべきワインのキーワード3つとは？

　最近、またじわじわとワインに注目が集まりつつあります。日欧EPA発効によるEU産ワインの関税が撤廃され、美味しいワインがさらに手頃に味わえる絶好のチャンスが到来しているんです。

　そんな中、アサヒビールから新しいラインナップが登場するというので、さっそく取材に行ってきました。そこで分かった、2019年に注目したい3つの最新キーワードと、それにぴったりなワインをご紹介します。

2019年のキーワードは3つ！　無添加、オーガニック、EU産ワイン

　アサヒビールの方にワインについて話を伺ったところ、今年のワインのトレンドを表すキーワードは3つ。それが「無添加」「オーガニック」「EU産」。近年は、「毎日、美味しく気軽に飲めて、しかも安心安全なワインが飲みたい」という、“健康志向”が当たり前になりつつあります。そうした背景から、実は国内製造ワインの4割が無添加ワインで占められているというデータもあります。

　さらに、今年はそこに加えて、前述の通りEU産ワインの関税が撤廃されたことにより、EU加盟国のワインが、手頃な価格で日本に多く入荷されることが決まっています。まさに、これまでの国内ワイン事情が大きく変わる潮目なんです。

　そこで、それぞれのキーワードごとに、いま注目すべきワインをご紹介しましょう。

フルーティですっきりとしたやや辛口。食事によく合う“無添加ワイン”

　第1のキーワードは、「無添加ワイン」。デイリーワインなら安心して飲めるものをと今注目されているのが、酸化防止材無添加のワインなんです。アサヒビールからも3月12日に「酸化防止材無添加のやさしいワイン」が発売されました。

　その名の通り、酸化防止剤を使っておらず、とてもフルーティーで口当たりが良いワインです。果実味あふれる味わいで、すっきりとした後味は、どんな食事と合わせても相性がよさそう。アルコール度数は9％とやや低め。甘みと渋み、酸味のバランスが良いので、毎日気軽に飲めそうですね。

農薬や化学肥料不使用の “オーガニックワイン”

　第2のキーワードは「オーガニック」。近年、提供する店も多くなってきたオーガニックワインですが、農薬や化学肥料を使用していない有機栽培ぶどうで作られたワインを指します。

　アサヒビールからは、3年連続で輸入ワイン市場売り上げ1位に輝いている、チリワイン「アルパカ」シリーズから、「サンタ・ヘレナ・アルパカ・オーガニック」が登場しています。こちらは、公的な有機認証を取得した有機ぶどう100％で作られたワイン。3月に発売されるのは、赤と白の2種類。赤はチョコレートとベリーのような香りと果実味を感じる味が印象的な味わい。一方の白はシトラスのような爽やかさとパッションフルーツのような甘い香りが特徴のワインです。

　また、アルパカシリーズからは、オーガニックだけでなくプレミアムワインも2月13日に発売されました。「プレミアム ピノ・ノワール」は、アルパカプレミアムシリーズの第3弾。熟度の高いピノ・ノワールを100％使用した、フルーティーで芳醇な香りとなめらかで口当たりが特徴のワインです。

関税撤廃で高まる“EU産ワイン”

　第3のキーワードは「EU産ワイン」です。今年、日欧EPA発効によるEU産ワインの関税が撤廃されたことによって、EU加盟国のワインが手頃な価格で味わえるようになった、というのは前述の通り。
　その中で注目したいワインが「ロス・モリノス」。スペインを代表するぶどう品種「テンプラニーリョ」を100％使った赤ワインと、軽く爽快な味わいのぶどう品種「アイレン」とコクのある「ベルデホ」をブレンドした白ワインの2種類が発売されています。

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　2019年のワイン事情、いかがでしたか？　今回紹介した商品はコンビニやスーパーなどで購入できます。今年注目の無添加、有機、EU産ワイン。これを機会にぜひ味わってみてください。