何がどう違う?『ステーキ宮』の2大ステーキ「宮ロース」と「てっぱんステーキ」の違いとは?

ランチは「ライスバー、スープバー、ソースバー」付きで、しかも食べ放題!

『ステーキ宮』の「宮ロース&てっぱんステーキランチ」2390円(全て税込)
『ステーキ宮』の「宮ロース&てっぱんステーキランチ」2390円(全て税込)

 食べ比べるために「宮ロース&てっぱんステーキランチ」(2390円・税込)をオーダー。『ステーキ宮』の2大ステーキを同時にいただける嬉しいランチメニューです。

 デフォルトの焼き加減は「ミディアム」のみですが、よりしっかり焼いて食べたい人には「ウェルダン」にも対応してくれるそうです。また、このランチメニューには「ライスバー」「スープバー」食べ放題がついている他、5種類ある「オリジナルソース」も使い放題です。

(左)着丼時にライスがサーブされた後、おかわりしたい人は自分でライスを盛り付ける仕組み(追加料金なし)。(右)5種類ある「オリジナルソース」は、名物「宮のたれ」を筆頭に、「デミグラスソース」「グレービーソース」「ガーリックトマトソース」「和風オニオンソース」があります。この他テーブルには塩・胡椒もあります
(左)着丼時にライスがサーブされた後、おかわりしたい人は自分でライスを盛り付ける仕組み(追加料金なし)。(右)5種類ある「オリジナルソース」は、名物「宮のたれ」を筆頭に、「デミグラスソース」「グレービーソース」「ガーリックトマトソース」「和風オニオンソース」があります。この他テーブルには塩・胡椒もあります

 オリジナルソース5種の中でも、「宮のたれ」は生の玉ねぎ、おろしにんにく、醤油、酢のみで独自の製法で素材の味を最大限に引き出した秘伝の「生たれ」。これがクセになるらしく、「宮のたれ」をお土産代わりに買って帰る人もいるそうです。

「宮ロース」「てっぱんステーキ」それぞれの味の特徴は!?

「宮ロース&てっぱんステーキランチ」がサーブされる際、希望すれば「宮のたれ」を店員さんがその場でかけてくれます
「宮ロース&てっぱんステーキランチ」がサーブされる際、希望すれば「宮のたれ」を店員さんがその場でかけてくれます

 オーダーから数分で「宮ロース&てっぱんステーキランチ」がテーブルに運ばれてきました。希望すれば、サーブ時にその場で店員さんが「宮のたれ」をかけてくれます。筆者ももちろんソースをかけてもらいました。一気に焼かれたステーキと香ばしいたれの香りが立ち上がり食欲を刺激されます。

「宮ロース&てっぱんステーキランチ」
「宮ロース&てっぱんステーキランチ」

「宮ロース&てっぱんステーキランチ」は2つの肉が90gずつ乗ったもので、これなら迷いなくいただけそうです。「宮ロース」と「てっぱんステーキ」それぞれの味の違いは果たしてどんなものでしょうか。

「宮ロース」
「宮ロース」

 まず「宮ロース」からいただきます。牛ロースと聞くと、固そうな先入観がありますが、この「宮ロース」はふんわりとした口当たりで、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、食べ応えも抜群。牛肉特有の臭みはなく、ご飯との相性抜群です。

「宮のたれ」と合わせていただくことで、どこか「和」の雰囲気を感じさせるクラシカルな味わいとなり、これがヤミツキになりました。50年にわたって支持されてきたのは、この「宮ロース」の美味しさにあるんじゃないかとも思わされます。

「てっぱんステーキ」
「てっぱんステーキ」

 続いて「てっぱんステーキ」。メニューの解説には「和名でサガリ、洋名でハンキングテンバーと呼ばれる部位。脂身が少なく、柔らかく濃い味わいがあります」と書かれています。

 解説の通り、脂身が極めて少ないのに柔らかく、ホロホロとした口当たりの印象さえ抱きました。それでいて、牛肉の強いパンチ、肉肉しい味わいが感じられ、こちらもご飯にバッチリ合います。赤ワインなどの酒類との相性も良さそうで、たとえば家族全員で食事をする際にオーダーすれば、お子さんとお酒を飲む大人双方が同時に楽しめるステーキ肉のようにも感じました。

まとめ:『ステーキ宮』の「宮ロース」と「てっぱんステーキ」は個性が全く違った! どちらもヤミツキ感十分で、他チェーンには浮気できなくなる味だった

ステーキ肉が冷めてしまった場合でも、別途ペレットに肉を当てれば、さらに焼き付けることができます
ステーキ肉が冷めてしまった場合でも、別途ペレットに肉を当てれば、さらに焼き付けることができます

「宮ロース」と「てっぱんステーキ」とも、全く個性が異なるステーキであることがわかりましたが、筆者個人的にはご飯をメインにしたいときは「宮ロース」、お酒も含めて楽しみたい場合は「てっぱんステーキ」をチョイスしたいと思いました。

 いずれにしても、他のステーキチェーンにはない、『ステーキ宮』ならではの味だったことは確かで、「宮のたれ」と合わせていただけばヤミツキ感十分。他のステーキチェーンにはなかなか浮気できなくなるようにも思いました。

「宮ロース」「てっぱんステーキ」のどちらも美味しい『ステーキ宮』でしたが、さらに「宮ハンバーグ」、「ヒレステーキ」、「チキングリル」などがグランドメニューにラインナップされています。また冒頭でも触れた通り、時期によってはキャンペーンで、ブランド肉のステーキなども展開。ますます悩ましい『ステーキ宮』ですが、全てのメニューをコンプリートしてみるのも良いかもしれません。お近くの『ステーキの宮』で、あなた好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎松田義人)

●DATA

『ステーキの宮』公式サイト

https://www.miya.com/