皿いっぱいにピリ辛ソースがあふれる! 新感覚のハンバーガーを食べてみた
アメリカ・コロラド州のご当地バーガー「スロッパー」は、“スロップ(こぼす)”が語源。その名の通り、ハンバーガーの上から覆うようにソースがたっぷりかかっています。一般的にハンバーガーは水気を嫌う料理ですが、この「スロッパー」は真逆を行く一品。一体どんな味なのか、気になるところです。
辛さはノーマル(0.5辛)、ホット(2辛)、ベリーホット(3辛)の3段階から選べます。初めて食べるので、オリジナルの味を堪能できるノーマルを試してみました。
たっぷりかかったピリ辛ソースは、グリーンチリとカイエンヌペッパー、トマト、豚肉などを煮込んだハードロックカフェオリジナル。仕上げに刻んだオニオンを合わせ、食感も楽しい。作中登場シーンと同様、コースのメインディッシュのようにナイフとフォークを使っていただきます。
見よ、210gのパティの圧倒的な迫力! すでに肉の美味しさがナイフから伝ってくるほどの凄みです。『ハードロックカフェ』ではパティにアメリカ産の牛肉を使っていて、ステーキのように肉肉しく、噛むたびに肉の旨みがジュッと溢れ出します。肉自体にしっかり味を付けているので、ソース無しでもめちゃくちゃ旨いのです。
食べる前は、「ソースがたっぷりかかっていると、バンズもパティも水っぽいのでは?」という印象がありましたが、実際はソースを吸ってもヘタレないくらいバンズはふわふわ&ふかふか。ハンバーガーとしての完成度も高く、特製ピリ辛ソースとのコンビネーションも見事でした。
ハンバーガーをナイフとフォークでいただく初めての体験。店内に流れる様々なジャンルの音楽を聴きながら、ぜひ楽しんでみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」×グルメマンガ「本日のバーガー」コラボレーション第2弾
期間:2021年7月1日(木)~8月31日(火)
開催店舗:「ハードロックカフェ」東京店/上野駅東京店/横浜店/ユニバーサル・シティウォーク大阪店