ふわとろ食感がたまらない! 『甲賀流』の「たこ焼き」が大阪で40年以上愛される理由

『甲賀流』のたこ焼きはふわふわ、トロトロ!

「王道のソースマヨ」10個入り450円(税込)
「王道のソースマヨ」10個入り450円(税込)

 こちらが大阪の人にすっかりお馴染みの『甲賀流』のたこ焼きです。とりあえず、熱々を食べてみましょう。

 最大の特徴といえば、ふわトロの食感。小麦粉の量を少なめに抑え、山芋を使った生地はフルフルと柔らか。

 カリッとしていたり、モチッとしていたり、たこ焼きの生地に何を求めるかにもよりますが、こちらのたこ焼きは柔らか系生地の完成形といえる存在です。

大きくカットされたタコは存在感たっぷり
大きくカットされたタコが入っています

 中に入っているタコはプリッとしていて、大きめにカットされているので存在感もたっぷり。柔らかくふっくらと焼かれ、時間が経つとペシャッと潰れてしまうので、焼き立てをハフハフ言いながら食べましょう。

「たこ焼きにマヨネーズ」を流行らせた名店

たこ焼きにマヨネーズにという定番組み合わせも甲賀流があってこそ!
たこ焼きにマヨネーズにという定番組み合わせも『甲賀流」があってこそ!

 また『甲賀流』で欠かすことのできないのが、マヨネーズの存在。今でこそ当たり前となった“たこ焼きにマヨネーズ”という組み合わせ、実は『甲賀流』が元祖と言われています。

 規則正しく網目状に掛けられた自家製の“網掛けマヨネーズ”は、酸味が抑えられたまろやかな味わい。リンゴや玉ねぎなどをたっぷり使ったフルーティなソースが山芋入りの生地と絡み合うことで、ふんわりと優しい味のたこ焼きを生み出しています。