リピート必至! 神保町の名寿司屋『六法すし』のちらし寿司がウマすぎる

リピート必至! 神保町の名寿司屋『六法すし』のちらし寿司がウマすぎる
食楽web

「ちらし寿司」、「ばら寿司」「ばらちらし」。この違い、みなさんはちゃんと答えられるでしょうか? 恥ずかしながら筆者はよくわかっていませんでした。

 一般的には、「ちらし寿司」は、生魚や玉子などの寿司ダネを酢飯にのせたもの。「ばら寿司」は、それらの具材を酢飯に混ぜたもの。「ばらちらし」は、それらの具材を細く切ってバラバラにして酢飯にのせたもの。ただし、地域やお店、家庭ごとに内容は異なるようです。ちなみに、筆者の実家では、お祝いに食べる五目寿司を「ばらちらし」と呼んでいました。

 話は変わって、筆者がお店で食べた「ちらし寿司」で、もっとも美味しかったのは、東京・神保町の寿司屋『六法すし』でお昼に食べた「ちらし」です。十数年前、社会人になりたての頃、上司に連れて行ってもらい、よくご馳走になりました。

創業は1971年。店内はカウンターのみ
創業は1971年。店内はカウンターのみ

『六法すし』の「ちらし」は、酢飯の上にさまざまな寿司ダネが細かく刻まれてのっており、切り身の1つひとつに、酢や塩で〆たり、煮たり蒸したり、漬けにしたりと、江戸前の技法が施されていました。しかし上司が異動になってから、自腹で鮨屋に行く勇気もなく、以来、訪れる機会がなかったのです。

 ところが先日、たまたまその『六法すし』の前を通りかかる機会があり、嬉しいことに暖簾がかかっていました。しかもランチは1200円~と、思っていたよりずっとリーズナブル。思い切って扉を開けてみたら、最高の「ちらし」に再会できたので、ご紹介しましょう。