赤福を2個だけお店で食べられるという、贅沢

関西人だからこそ、見慣れない光景が赤福2個というセット。なぜなら、赤福の最小販売個数といえば基本は8個、それを家で「何個食べた?」などと言いながら食べるのが定番の流れだから。

滑らかなあんこにふんわり、もっちりとしたお餅は、まさに食べ慣れたお馴染みの味わい。赤福はとにかく作りたてで食べた方が美味しいので、お店ですぐに食べられるのは嬉しいですね。
初めて食べる「燦」いちご餅とチョコ餅

次に食べたのは、「燦(さん)」いちご餅とチョコ餅。赤福とは思えぬ洋風なお餅を楽しめます。
いちご餡の方は、少しザラリとした赤福と対照的に、少し舌に溶け残る感じ。イチゴの種を思わせるプチッとした食感があり、優しい酸っぱさ。一方、チョコ餡はほろ苦いチョコで柔らかいお餅を包んだ一品で、意外な美味しさでした。
![燦の中でもかなり印象の異なるいちごとチョコ [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/06/20250615-akahuku07.jpg)
セットの抹茶は苦さがありながら、まろやかさ。そして色々味わった後、最後に赤福を食べると、実家のような安心感と完成度の高さを改めて思い知らされました。
レアな2個パックの赤福も販売

もちろん、お土産の赤福も販売しています。しかも2個入りの赤福も発見! 筆者は初めて見ました。
これまで赤福は8個入りが基本だったので「固くなる前に一人で8個食べるのはキツイなあ」と手を出しにくかった人も多いと思うので、2個入りがあるととても嬉しいですね。

さらに気になったのがこちら。江戸時代に身体が不自由なご主人に代わってお伊勢参りを代行した「おかげ犬」をモデルにした可愛い「おかげ犬ぬいぐるみ」も販売しています。大阪なんばに出かけたら、休憩やお土産を購入するのにおすすめのお店です。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
赤福 五十鈴茶屋 髙島屋大阪店
住:大阪府大阪市中央区難波5-1-5 高島屋大阪店 B1F 西ゾーン
TEL:06-6631-1101
営:10:00~20:00
休:定休日は大阪高島屋に準ずる
https://www.akafuku.co.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。