重量581g! スポーツバーのランチ限定メガ盛りナポリタン

待つこと数分。テーブルにきた「ナポリタン(メガ盛り)」を早速計測です。器のサイズは22cm四方、高さは約5cm、重さは581g(器の重さを除く)。なぁんだ~581g。と思ったんだけれど、いざ食べ始めると、濃厚ケチャップソースで一口の満足度が高め。だから、ゴハン+おかずの581gや醤油ラーメンの581gよりドスっと来るので、食べ応えは体感1kgレベルでした。
ボリューム的には攻略しやすいメガ盛りだけれど、できればサラダセット+150円も一緒に注文して、口の中をリセットしつつ味わうのがおすすめです。

「並でパスタ200g、メガ盛りでパスタ400gなんですよ」と話すのはこの店のオーナーの田中守さん。気さくな雰囲気のイケおじです。
「1日でランチに大体80~100人が来店して、95%は男性。ほぼ男性の店だね。若いサラリーマンが、がっつり食えるように出してやろう、と思ったのがきっかけ。だから並・デカ盛り・メガ盛り全て料金が一緒なんだよ」とのこと。たまたま14時過ぎに来たから女性率が高かったけれど、12時~14時は、渋谷で働く男性が、リーズナブルな価格でお腹いっぱいになれる、ということなんですね。
43度のテキーラにタコスでメキシカン! 一気に飲んだら大変~

スポーツ観戦時におすすめのスナックとお酒を聞いたところ、出てきたのがこれっ! ボトルが骸骨のインパクト強すぎなテキーラ2種とサルサ、チリコンカン、ワカモレ3種のディップがついたタコス。さすがメキシカンの店、インパクト強すぎ!
そしてワイングラスで出てきたテキーラには、塩とライムが添えられています。ということで、これはテキーラの本場風の飲み方(手の甲に塩乗せて、舐めたら一口、そしてライムを齧る)で乾杯。一気に喉がカーッと熱くなります。「確か43度ぐらいかな?」とオーナー。「だから、注文したお客さんには、舐めるように飲んでね、と言ってるんだけどね」とニッコリ。確かにこれ、舐めるように飲むべき。観戦で盛り上がってとかで一気に煽ったら大変!
「『ブランコ』はその名前の通り、白、透明感のある若いテキーラで、『アニョホ』はやや褐色で、長く寝かせたテキーラ。だから香りが豊かなんだよね」。確かに飲み比べてみると(というかなめ比べてみると)、『ブランコ』の方はフレッシュな味わい、そして『アニョホ』の方はより熟成されたまろやかな味わいでした。
まとめ:気取ってない雰囲気が心地よい渋谷の隠れ家的なスポーツバーだった!

店内にはモニターが5台あり、常時スポーツを流しているのですが、パーティや結婚式の二次会などで店を貸切にして、好きな映像を流すことも可能とのこと。そして世界的なスポーツイベントの日は特別営業になり、2500円で海外瓶ビール2本とエントランスフィー、という形になるそうです。
「WBCの時は200人ぐらいのお客さんが来て盛り上がったからね。通常の料理とか提供できないぐらいお客さんが来るから」とのこと。さすが渋谷のスポーツバー。もちろん10/8の“ラグビー日本対アルゼンチン戦”の時には、特別営業になるそうです。
昼は食べ応えのある「ナポリタン」、そして夜はメキシカンが楽しめる『スポーツバーFields』。大きなスポーツイベントがある日はもちろんですが、テキーラやタコスなどメキシカンを楽しみたい日にもおすすめ。ファン初心者、にわかファン、女性一人でも入りやすいスポーツバーでした!
(撮影◎小嶋裕 文◎いしざわりかこ)