
京都を訪れた際に味わいたいのは、やっぱり和菓子。京都には伝統ある和菓子屋として五亀二鶴と呼ばれる、店名に亀の字と鶴の字のついたお店が存在しています。
そこでご紹介したいのが、和菓子を気軽に楽しめる京菓匠「鶴屋吉信」の直営店『tubara cafe』。京都市営地下鉄烏丸線の今出川駅を下りて西へ歩くこと数分。晴明神社と京都御所の近くの交差点にお店を構えています。

こちらの看板商品は「生つばら」というお菓子。カフェを手掛けている『鶴屋吉信』の看板商品「つばらつばら」をアレンジしたスイーツです。

ちなみに鶴屋吉信の「つばらつばら」という名前は「しみじみ、心ゆくまで」という古語で、飛鳥時代の歌人・大伴旅人(おおとものたびと)が詠んだ万葉集の歌「浅茅原(あさぢはら)つばらつばらにもの思へば故(ふ)りにし郷(さと)し思ほゆるかも」に由来しています。
ちなみにもち粉を使ったどら焼きのように皮に、粒餡が挟み込まれた「つばらつばら」は、モチモチとした食感の皮で上質な粒餡を包んだお菓子となっています。
銘菓「つばらつばら」を現代風にアレンジした生つばら

オシャレで落ち着く雰囲気の中、解放感あふれる窓際に座りました。お目当ての「生つばら」はいくつかバリエーションがあり、定番商品を中心に3つ注文してみました。

選んだのは定番の宇治抹茶、プレーンバニラ、ラムレーズンの3種類。「tu」の可愛い焼き印が入り、どら焼きのような皮ながら「つばらつばら」よりも一層、モチモチの生食感を楽しめます。

貴重な白小豆餡にマスカルポーネをブレンドした特製の餡は軽やかな風味。お気に入りのラムレーズンはそこにラムが練り込まれ、濃厚であるのに爽やかな余韻。どこか懐かしさも感じさせてくれる不思議な美味しさです。

フワッ、モチッとした食感の「生つばら」は賞味期限が当日まで。ぜひお店に足を運んで、定番から季節限定品まで味わってみてください。

近年、和菓子の消費が減少傾向で、広い世代の方に和菓子の魅力を知ってもらいたいと誕生した『tubara cafe』。今や、海外の人に加え、近隣の同志社大学の学生や地域住人なども利用する人気店です。
お土産に隣接した『鶴屋吉信』で「つばらつばら」を購入して食べ比べしてみるのもおすすめですよ。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
tubara cafe(つばらカフェ)
住:京都府京都市上京区西船橋町340-5
TEL:075-411-0118
営:11:30 ~ 17:30(L.O. 17:00)
休:火曜・水曜
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。





